長谷部vs杉田の立憲主義論考 Aug, 28

朝日新聞 2020年7月25日 より

罰則付きの規制、憲法上問題はないが

杉田敦・法政大教授 新型コロナウイルス対策として、政府は4月、特別措置法に基づく緊急事態宣言を出し、営業や外出の自粛を要請しました。今月に入り再び感染が広がっていることから、今度は自粛ではなく罰則付きの規制を求める声も出ていますが、経済活動や移動の自由を保障する日本国憲法との関係をどう考えたらいいでしょう。

長谷部恭男・早稲田大教授 憲法が求めているのは「権力的な手段は抑制的に使いなさい」ということで、特措法もそういう仕組みになっています。ただし、現憲法下では強制措置はとれないということではない。いわゆる「3密」のような、感染リスクが明らかに高い店を営業することは、そもそも憲法の保護の範囲外と考えられます。営業を禁止し、違反者に罰則を科しても憲法上は問題ありません。

杉田 明々白々に危険とまでは言えないような場合はどうですか。

長谷部 営業禁止は無理だとしても、たとえば、一度に入れる客数を罰則付きで制限することなどは可能でしょう。ただ、人は罰則があるから言うことを聞くわけではない。殺人がそう起きないのは殺人罪があるからではなく、みんなが人を殺すのはいけないと思っているからです。罰則や強制力の効果を強調しすぎるのはやめた方がいい

杉田 いまの憲法は国民の権利を制限できないから、改憲して緊急事態条項を設ける必要があると言っている閣僚もいますが。



Coronavirus: la folle charge d’Emmanuel Todd contre Macron

Par Maurice Szafran le 04.05.2020 à 16h00

EDITO – Un entretien d’une virulence extrême d’Emmanuel Todd accordé à L’Express est passé sous les radars ce week-end. Le démographe y défend notamment la nécessité de punir violemment nos dirigeants actuels -par la prison et les sanctions financières- pour leur gestion de la crise épidémique. Une interview glaçante qui rappelle les pires heures idéologiques du stalinisme.

Emmanuel Todd

Emmanuel Todd

1951年、フランス生まれ。パリ政治学院卒業後、ケンブリッジ大学で博士号を取得。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。弱冠25歳にして、『最後の転落』で乳児死亡率の上昇を論拠に旧ソ連の崩壊を断言。アメリカの衰退を指摘した『帝国以後』は28カ国以上で翻訳された。

「中世ペストのもたらしたもの」by 大貫敏夫

世界が大きく変わるとき、ベースとなる変化があり、疾病・疫病を含む自然災害がその直接の引き金となったり、変化を加速させたりするもののようだ。

A new pandemic?

Covid-19後の世界(4) and Olympics

世界に感染が広がる新型コロナウイルス。経済の観点から、水野和夫・法政大教授(66)が文明社会に投げかけられた意味を考察する。

減資132兆円、首相は職を賭し経団連に迫れ 「より多く」を求めない。新たな「入り口戦略」だ

 新型コロナウイルスが人類に突き付けているのは、これからも「より多く」を追求することが進歩であり、文明社会であると信じ続けるか否かの選択である。西洋史はキリスト誕生以来「蒐集(しゅうしゅう)」の歴史であり、それに内包されるのが13世紀以降の資本主義である。それまでの土地や霊魂の蒐集をやめて、資本を「より多く」蒐集することに専念し、現在に至っている。11世紀に誕生した「都市」に商人が集まり、彼らはもうけた利益を再投資することによって利潤を追求した。「商人の旅が遠距離であればあるほどその旅はますます多くの利益をもたらす」(アンリ・ピレンヌ)のだから、現在の資本家の先祖である。

閑散とする米ニューヨークのタイムズスクエア。ウイルスは都市を直撃した=4月25日(ゲッティ=共同)

 資本が都市に集中するように、ウイルスは都市を直撃する。中国武漢発のウイルスは一帯一路を通り、大西洋を飛び越え、長旅の末米国に上陸した。ニューヨークを中心に北はボストン、南は首都ワシントンにまたがる世界最大のメガロポリスを直撃し、61・6万人を感染させ、4・3万人の命を奪った。全米の感染者115・2万人のうち53・5%がメガロポリス(米人口の17・8%)に集中し、死者にいたっては63・6%を占めている(米疾病対策センター、4日現在)。

 誕生以来商業都市は常に膨張し、20世紀にはメトロポリスの集合体であるメガロポリスを生み出した。都市の歴史は資本の歴史でもある。都市に集積の利益がもたらされ、都市が資本を生み出すからである。マルクスは「資本は文明の別名にすぎない」というジョン・ウェードに賛同した上で、社会の生産力は科学、交通手段の改善、世界市場の創造、機械化などにより増加し、それが文明を進歩させ労働支配力を強めるという。集積のメリットが一転デメリットに変われば、都市文明も終わる。

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新型コロナウイルスで世の中を俯瞰してみる時間が取れた人たちが、今行われている政府などの動きに対する問題・課題・不安・不信堆積、とうとう大きな変化が起きた。

検察庁法、今国会での改正断念 世論の反発強く 首相近く最終判断

毎日新聞2020年5月18日

政府・与党は18日、検事総長や検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案について、今国会での成立を見送る調整を始めた。野党や世論の批判が強まる中で、採決を強行することは困難とみている。安倍晋三首相は近く、与党幹部らと協議し、最終判断する見通しだ。

 採決を強行すれば、早期成立を目指す第2次補正予算案など今後の国会審議に悪影響を与えることに加え、世論の反発が一層拡大することを警戒したとみられる。改正案を週内に衆院通過させる構えだったが、衆院内閣委員会での採決は今国会で行わない方向だ。

 改正案は、検事総長、最高検次長検事、高検検事長は内閣の判断で最長3年、定年を延長できる特例規定を新設。国家公務員の定年を65歳に引き上げる国家公務員法改正案などと一本化した「束ね法案」として国会提出された。施行は2022年4月1日。

東京高検検事長の定年延長についての元検察官有志による意見書

 📍1 東京高検検事長黒川弘務氏は、本年2月8日に定年の63歳に達し退官の予定であったが、直前の1月31日、その定年を8月7日まで半年間延長する閣議決定が行われ、同氏は定年を過ぎて今なお現職に止(とど)まっている。

 検察庁法によれば、定年は検事総長が65歳、その他の検察官は63歳とされており(同法22条)、定年延長を可能とする規定はない。従って検察官の定年を延長するためには検察庁法を改正するしかない。しかるに内閣は同法改正の手続きを経ずに閣議決定のみで黒川氏の定年延長を決定した。これは内閣が現検事総長稲田伸夫氏の後任として黒川氏を予定しており、そのために稲田氏を遅くとも総長の通例の在職期間 ・・・(全文はこちら

検察庁法とは関係ないけど興味深い記事

 驚きの展開、なんと疑惑の対象となる人が賭博で辞職!

森友問題で自死に追い込まれた財務省近畿財務局職員の夫人が手記を公開し訴訟を起こした。A氏は高卒で国鉄に入り人員整理で大蔵省に移ることになりホッとし恩義を感じ誇りをもって財務局で働いた人らしい。良くいる実直な公務員だった。それなのにその人に文書改竄を命じた上司はそれぞれ東京国税局長や横浜税関長に出世したり外国公使になっている人もいる。 時は、新型コロナウィルスの猛威で東京オリンピックが1年ほど延期になるという大ニューズで揺れる。Abeは追い詰められても追い込まれても何があっても、物凄いバカ力で正論議論対論を暴論で逃げ切ろうとしている。



新型コロナウイルスで自宅待機と広範囲な商業営業禁止で苦しい思いをしている人がいるのに、なんという愚か者、なんという非常識。Akieは友人と花見をしていた。それを責められた夫は「自粛が求められる”公園ではない”」と国会で反論した。反論になるのか!!おバカAkieにはいつも呆れるけどホントに言葉がない。


2020/4/12 おバカはAkieだけじゃない、なんだこの写真は!!


2020/7/20 Akieが財務省で自死に追い込まれたAさんの奥さんにLINEメッセージを送っていた話!この人は何を考えている人なのだろう?


Obakaは妻だけではない。演説、国会答弁、記者会見、ぶら下がり会見でさえ原稿がないと不安でしゃべれない人が「うっかり」自分でしゃべるとこんなことになる。

8/25 on Twitter
「Akie sheets」for “Cherry Party”
“桜を見る会”は何を語る?
Abe died by an assassination in july 2022
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何とも言えない不気味な何かの接近。何をもたらすのか、いつ去っていくのか? 2年前バルト3国のどこかで見たペストの歴史、ヘルシンキか?あの街角に立っていた黒衣の長身の「悪魔」を思い出した。<Trip to the Baltics (Tallinn)

WHO Special Site


ヒトに感染するコロナウイルスとは;ヒトに蔓延している風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類が知られている。 :(新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報ページ :国立感染症研究所)

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 ウイルス学的特徴

電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられた。ウイルス学的には、ニドウイルス目・コロナウイルス亜科・コロナウイルス科に分類される。脂質二重膜のエンベロープの中にNucleocapsid(N)蛋白に巻きついたプラス鎖の一本鎖RNAのゲノムがあり、エンベロープ表面にはSpike(S)蛋白、Envelope(E)蛋白、Membrane(M)蛋白が配置されている(図1)。ウイルスゲノムの大きさはRNAウイルスの中では最大サイズの30kbである。遺伝学的特徴からα、β、γ、δのグループに分類される。HCoV-229EとHCoV-NL63はαコロナウイルスに、MERS-CoV、SARS-CoV、HCoV-OC43、HCoV-HKU1はβコロナウイルスに分類されている。

Coronavirus Disease (COVID-19) Japan Tracker

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NYT Motoko Richさん

Diamond Princess号に関するNYT記事 (こちら)

More than three days passed before Japan imposed a quarantine. That delay and other missteps helped produce the largest outbreak of the virus beyond China. By Motoko Rich   Published Feb. 22, 2020  Updated Feb. 23, 2020, 5:37 a.m. ET

YOKOHAMA, Japan — The captain came over the intercom early in the evening: A passenger who had left the ship nine days earlier had tested positive for the new coronavirus sweeping through China. While the guests on board were unnerved, it was the final night of their two-week luxury cruise aboard the Diamond Princess. The revelry continued as the ship headed toward the port in Yokohama, Japan’s second-largest city. Passengers dined on filet mignon, attended shows in the 700-seat theater and crowded the bars and dance floors into the night. (つづく


政府の対応は、オリンピックのためか、感染者数のごまかしに腐心?


Abeはpandemicの対応をすべき時に何をしていたかが問題になっている



(2020.4.6)全世界がパニックに陥る深刻な事態だ。密かに好きなwarugaki Boris Johnsonが10日ほどの自宅隔離の後、入院措置となり心配だ。志村けんさんが死亡したのも痛ましかった。

Boris Johnson #StayHomeSaveLives@BorisJohnson·4月3日Another quick update from me on our campaign against #coronavirus. You are saving lives by staying at home, so I urge you to stick with it this weekend, even if we do have some fine weather.

Boris Johnson #StayHomeSaveLives@BorisJohnson·3時間I’d like to say thank you to all the brilliant NHS staff taking care of me and others in this difficult time. You are the best of Britain. Stay safe everyone, and please remember to stay at home to protect the NHS and save lives.

(4/6)Last night, on the advice of my doctor, I went into hospital for some routine tests as I’m still experiencing coronavirus symptoms. I’m in good spirits and keeping in touch with my team, as we work together to fight this virus and keep everyone safe.

青山学院大学教授・生物学者の福岡伸一さん

 ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、生物と無生物のあいだに漂う奇妙な存在だ。生命を「自己複製を唯一無二の目的とするシステムである」と利己的遺伝子論的に定義すれば、自らのコピーを増やし続けるウイルスは、とりもなおさず生命体と呼べるだろう。しかし生命をもうひとつ別の視点から定義すれば、そう簡単な話にはならない。それは生命を、絶えず自らを壊しつつ、常に作り替えて、あやうい一回性のバランスの上にたつ動的なシステムである、と定義する見方――つまり、動的平衡の生命観に立てば――、代謝も呼吸も自己破壊もないウイルスは生物とは呼べないことになる。しかしウイルスは単なる無生物でもない。ウイルスの振る舞いをよく見ると、ウイルスは自己複製だけしている利己的な存在ではない。むしろウイルスは利他的な存在である。

(興味深い論考だ。ヘンなお顔の福岡先生、素敵)

寄稿 青山学院大学教授・生物学者の福岡伸一さん 2 (2020/6/17)

連載コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

生命の必然、ロゴスでは抵抗できない 福岡伸一さん寄稿

 自然というもののありようをいま一度、きちんと考えてみたい。「新しい生活様式」推奨策のため、夏も近いというのに、海や山に行くのが憚(はばか)られるようになってしまった。でも、“自然”は私たちのごく身近にある。といっても近所の公園のことではない。私たちのもっとも近くにある自然とは自分の身体である。

 生命としての身体は、自分自身の所有物に見えて、決してこれを自らの制御下に置くことはできない。私たちは、いつ生まれ、どこで病を得、どのように死ぬか、知ることも選(え)り好みすることもできない。しかし、普段、都市の中にいる私たちはすっかりそのことを忘れて、計画どおりに、規則正しく、効率よく、予定にしたがって、成果を上げ、どこまでも自らの意志で生きているように思い込んでいる。ここに本来の自然と、脳が作り出した自然の本質的な対立がある。前者をギリシャ語でいうピュシス、後者をロゴスと呼んでみたい。ロゴスとは言葉や論理のこと。


The Spanish Flu of 1918: the history of a deadly pandemic and lessons for coronavirus 69,615 回視聴• 2020/04/091027108共有保存 とても分かりやすい解説

What was the Spanish Flu, why was it so deadly – and are there any lessons for today’s world as countries try to stem the spread of Covid-19? (Subscribe: https://bit.ly/C4_News_Subscribe) 100 years ago, the world was hit by a deadly pandemic during the last months of WWI: the Spanish Flu went on to kill millions of people around the globe. Channel 4 News speaks to Professor Howard Phillip, Professor Nancy Bristow and the writer Laura Spinney – all of whom have studied and written about the Spanish Flu crisis.

<専門家の中でも経験あり、実績あり&最も科学的かな?と思える人はこちら>

WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点 小田健司2020.4.18 08:00AERA#AERAオンライン限定#新型コロナウイルス

 WHO事務局上級顧問で英国キングスカレッジ・ロンドン教授の渋谷健司さんが、日本の感染拡大防止策に警鐘を鳴らしている。政治から独立していない「専門家会議」の問題点、クラスター対策、自粛ベースや3密の限界――。いま何が問題で、何が求められているのか。(全文


4/24 神戸大岩田教授のセッションが面白かったので。


<これぞジャーナリスト神保哲生の首相質問>  2020/05/06

非主流記者の相次ぐ「剛速球」質問に慌てた安倍首相

非主流記者の相次ぐ「剛速球」質問に慌てた安倍首相

 「総理、内閣総理大臣が(新型コロナウイルスの感染を判定する)PCR検査を増やせということを指示しても、今の日本は実力的に、PCR検査を増やすことができないんだということをおっしゃっているのですか。それとも、これまでは本気で(PCR検査を)増やすことをしてこなかったのか」今回も同じ記者だった。安倍首相の4日の記者会見で、最後に登場して剛速球を投げたのは…。

 インターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」を運営する日本ビデオニュース社の神保哲生代表は、この日も安倍首相を当惑させている質問を素早く投げかけた。「(安倍首相は)PCR検査のことを国会で聞かれても、(検査数のキャパシティーを)一日2万件に増やすといったお答えをされる。でもまだ1万件に行ったことがない。つまり、どこか人ごとのようなお答えをされるけど、それはそれほど本気でこれまで増やそうとしていなかったのか、それとも本気で増やそうとしたが、本当に増えなかったのか。」神保氏は「本気」という言葉を何度も使って、速射砲のように質問を投げかけた。これはまるで今年3月28日の記者会見のデジャビュ(既視感)のようだった。当時も神保氏は記者会見が終わるころ、最後に質問する機会を得た。「総理自身のお考えを是非聞きたい。海外などでは、日本は水面下で実際には感染が広がっているのではないかという疑いの声がいろんな所で聞かれる」とストレートに質問した。中国からの入国制限も遅かったと「しっ責」した。日本の一般市民が持っている不満や懸念を率直に代弁した質問だった。予期せぬ質問に安倍首相は慌てたように、これについて異例の長く詳しい弁明を余儀なくされた。東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員 チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版 <神保氏自身の記事こちら

5/9(土)…朝日新聞土曜のお楽しみ「クイズ」のあるbe版がお休みだったx x x 。新聞もTVもネットもコロナだらけで嫌になるけど、見るべき記事もある。


(追加記事)コロナウイルスの治療薬、治療法も少しずつ固まっていくようだ。


How to ware or use masks? 2020/11/25

2021/1/8 新しい年になり急激に感染者数が増加している!

感染経路

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Akkieのところに置いといた「桜を見る会」のテーマもいよいよ最終盤か。文書の改竄、隠蔽、捏造、国会答弁のウソ、逃げを繰り返しても次第に追い詰められ、最後は検察庁人事にまで介入しあくまでも罪を免れようとあがく。検事総長に自分の都合のよい人を据えようと法律の”解釈を変えた”と堂々と言いだした。


 都立大学木村先生のコメント


2020/2/20  全くとんでもないことになっている。

検察官の定年延長問題に関する声明(2020年2月21日)

「法の支配 根底から揺るがす」憲法学者ら検事長定年延長批判

東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐり、憲法学者などのグループが21日、都内で会見し「政権の都合で従来の法解釈を自由に変更してかまわないということでは、法の支配が根底から揺るがされる」とする抗議声明を発表しました。

東京高検の黒川検事長の定年は国家公務員法に基づいて延長されましたが、森法務大臣は国家公務員法に定年制が導入された当時には、検察官の定年延長が可能とは解釈されていなかったものの、今回の政府の法解釈で可能になったという認識を示しています。
これについて、憲法学者や政治学者などで作る「立憲デモクラシーの会」が21日、都内で記者会見し抗議声明を発表しました。
声明では「権力の中枢にある者の犯罪をも捜査の対象とする検察官の人事のルールは、国会の審議・決定を経ずして、単なる閣議決定で決められるべき事柄ではない」としたうえで、「ときの政権の都合で、従来の法解釈を自由に変更してかまわないということでは、政権の行動を枠にはめるべき法の支配が根底から揺るがされる」としています。(NHKweb) 「声明全文」


検察官も声を挙げた 2020/2/25

Yahoo! JAPAN広告 東京高検の黒川検事長の定年延長問題 検事正の乱「国民からの信頼が損なわれる」〈週刊朝日〉

「急な発言で何を言い出すのかと思ったら、黒川検事長の定年延長問題の公然と批判する意見を検事正が言い出した。本当にびっくりした」(法務省関係者)

 東京高検の黒川弘務検事長(63)の定年延長問題をめぐり、19日に法務省で開かれた全国の法務・検察幹部が集まる「検察長官会同」で、冒頭のような爆弾発言が飛び出した。森雅子法相や稲田伸夫検事総長らも、出席したこの会議。その席上には当事者である黒川検事長もいた。森法務相、稲田検事総長の訓示や挨拶などがあり、その後、日産自動車元会長、カルロスゴーン被告の逃亡を巡って、保釈制度など検察運営の論議に移った。「ゴーン被告の逃亡を受けて、法律改正が見込まれる中でその説明などがありました。そこで、意見はないかとの声がかかり、挙手して発言したのが、静岡地検の😊神村昌通検事正でした」(前出・法務省関係者) <記事全文はこちら>

 山腰修三の名前は初めて見たが、良い評論だと思った。

2020年2月21日 20時49分

いいね!

2020/5/13 事態はますます、ひどくなる。黒川氏の定年延長を後付けで正当化するため、またAbeの逮捕を避けようと露骨な法改正に打って出てきた。コロナの危険が続くのに・・・。#抗議のtweetデモも広がっているけど、事態は深刻だ。


天皇退位と憲法 Cover

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