2014年12月02日火曜日

「黄色い鳥のいる風景」
 
 

横浜市大混声合唱団OB/OG会で、現役の学生がコンサートで歌う
うたを披露してくれた。
まどみちおの「うたをうたうとき」を聞いた時
の感動を思い出した。

torinoiru_fukei.jpg                <「クレーの絵本」から>

とりがいるから  そらがある
そらがあるから  ふうせんがある

ふうせんがあるから  こどもがはしってる
こどもがはしってるから わらいがある

わらいがあるから かなしみがある
いのりがある  ひざまずくじめんがある

じめんがあるから みずがながれていて
きのうときょうがある

きいろいとりがいるから
すべてのいろとかたちとうごき
せかいがある


この、谷川俊太郎の連作の中に、もうひとつすばらしい詩があった☆

「死と炎」

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かわりにしんでくれるひとがいないので
わたしはじぶんでしなねばならない

だれのほねでもない
わたしはわたしのほねになる

かなしみ かわのながれ
ひとびとのおしゃべり
あさつゆにぬれたくものす

そのどれひとつとして
わたしはたずさえてゆくことができない

せめてすきなうただけは
きこえていてはくれぬだろうか
わたしのほねのみみに

 そのほかの詩はこちらから

                          

 

2014年 6月 27日


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2年に一度の楽しみ、大好きな友人が活躍する女性コーラスの演奏会
今回は戸塚のサクラホールでした!
   

      

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           演奏前の緊張の一瞬(??もうあまり緊張しない人達??)

   

DSCF1093.jpg衣装もいつも素敵です。

DSCF1117.jpg           この演奏会の特徴は、やわらかな音と温かなハーモニー。
           それに可愛らしい振付も楽しみです。

copyP6271309.bmp演奏会の主役のKさんです。

DSCF1141.jpg                40年ぶりぐらいで大学の時の合唱団の先輩
                 お二人にも再会しました。

それでは演奏会のハイライトです。舞台でのご準備に時間がかかるようで(?)
演奏開始は1分50秒後です。


2014年 5月 6日


今年の演題は、狂言「蚊相撲」と能「放下僧」でした。深い緑の中での
幽玄な舞と音楽、伝統の名演技に心が洗われる思いでした。

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            桜間右陣さんの演目紹介も好きです。
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   称名寺の境内は黄花菖蒲が咲いていました。

       

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本堂の前では、地元の木遣グループの方たちが謡をうたいながら薪の準備をしていました。

P5060980.jpg           まだ明るいうちに撮影した舞台と観客席の様子です。

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これは2010年に(まだ写真撮影の制限が厳しくなかったころに)撮影した映像です。(野村萬斉さんです)


ライトアップされた境内
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P5060999.jpg         山門の仁王様もライトアップ・・、嬉しそう??

「Welcome Page」へ

 

NHK「ニューイヤー・オペラコンサート2014」で最も輝いていました

 

  この頃、夜寝る前とかに聴くのはオペラのアリアや歌曲が多い。NHKのオペラコンサートは毎年のお正月の楽しみ
今年のいちばんは、何と言っても恵理さんでした。

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私が録画したVideoからとった写真です

★演奏はこちら。 グノ―作曲「私は夢に生きたい」  YouTubeで見るURLはこちら

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ロミオとジュリエットの舞台


★演奏はこちら
YouTubeで見るURLはこちら


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ジュリエットの恵理さん

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小柄なお体ですが、とってもコケティッシュ


 


 
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演技と歌唱への自信がきっとこのいい表情に表れていると思う


Opera.TV I CAPULETI E I MONTECCHI
恵理さんの知性を感じさせるインタビュー(7:40より)

★YouTubeのURLはこちら

 


中村恵理さんについての
日経新聞記事はこちら

 

 

2013年11月10日


私のfacebook友だちはたった28人。世界中から"選りすぐりの"人だけ!
リビア、イタリア、英国、オランダ、トルコ、アフガニスタン、インド、ロシア、
アメリカ、カナダ人と日本人数人。楽しい。
 

最近のヒットはこれ➢  003.JPG


私のヨーク大学の先生が自分の子どもの写真でみんなの笑い誘うと・・・
  comment list.JPGみんながあれこれ勝手な、楽しい書き込みをする。私も(意味がわかる時だけ)面白いことを書いてみる・・・。「オット!よだれは大丈夫?」と。

その私のコメントに、McGinty大先生が、海の向こうのスコットランドから(もしかしたら、インド? アフガニスタンへの旅行途中かも)「いいね!」を入れる・・・。「見たよ」という印だ。

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私がコメントした後、ヨーク大学のもう一人の先生も同じ写真にコメントする(上)
これで、3人が間接的にバーチャルな空間を共有する、何も話さなくても、きっと「おっ、見てるな。元気かな?」と一瞬だけでも考える。それが何か楽しく、ホッとして人生の楽しみを感じる。(ちょっと大げさ?)

大切に使うと、とても楽しい。

私のfacebook ページはこちら!

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無題ドキュメント

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「虫の声」

“あれマツ虫が鳴いている チンチロチンチロ チンチロリン”
私が小学生のときよく歌っていた曲です。私がいちばん好きというわけではありませんでしたが、母が「私の声に良く合っていて上手」といつもほめて、リクエストしてくれました。「特に虫の声のところが上手」とよく言いました。歌っていたその時の家の中の様子もよく覚えていて、懐かしい曲です。

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「どこかで春が」

春の気配が山の方から近づくと、一面の雪だった家の周りの道路にすこしずつ乾いたまるい土が見え、里には一斉にネコヤナギ、フキノトウ、辛夷などが咲きはじめるのです。私はいつもこの歌で、そのころの冷たいけれど晴れやかな風と空気を思い出すのです。この頃のことは「花に寄せて」にたくさん書きました。(写真は葉山町下山口でみた辛夷の花, 2010年3月)

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「花かげ」

小学校3,4年生のころ、我が家に蓄音器がきました。父がある日重い器械を背負って仕事から帰ってきたのです。父は音楽には疎い人だったので、音楽好き・新しい物好きの母にせがまれたのでしょう。私たち子どもも大喜びでした。最初に買ってもらったレコードが、この「花かげ」「絵日傘」の1枚でした。 

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「サンタ・ルチア」

私が子どもの頃、母がイタリア語で(!)歌っていた懐かしい曲。2004年初めてベネチアへ旅行した時、ゴンドラで運河を渡りました。たまたま乗り合わせた舟でゴンドリエが朗々とサンタ・ルチアを歌いだしたとき、涙が出そうになりました。懐かしくて、そしてその歌声が素晴らしくて!
その時の映像と歌声はこちら  歌詞はこちら

  ♪Santa Lucia_2♪ 2024/2/21

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「からたちの花」 (北原白秋)

小学校5年生の夏休み、ピアノの先生が「音楽会」へ連れて行ってくれました。遠いところまで汽車で初めて出かけたそのコンサートでは、素敵なプリント柄のワンピースを着たきれいな女性がこの「からたちの花」を歌いました。高音のすばらしい歌声は小さい私の心に強い印象を残しました。私はその時、母が作ってくれたピンクの、裾に紺色のチューリップのアップリケがたくさんついているワンピースを着ていました。「からたちの花」

Barcarolle」 (Chopin)

それから75年が過ぎ、ピアノの先生の「音楽会」から、大学での混声合唱、60歳を過ぎてからのドイツ歌曲の勉強からの音楽散歩。友人のあとをついていっての声楽の勉強、本格的Voice Training、舞台での演奏活動と長く続くこととなり、私の人生を大きく彩ることとなった。


最後の演奏曲は「Ev’ry valley shall be exalted
Stage Song List