ずっと前から、大好きなElizabeth Schwarzkopfの歌で聴いていた。よもや自分が歌えるようになるとは夢にも思わなかった。音域が違いすぎるから。でも、この頃は「次はこれで・・」と思えるようになってきた。夢は大きく、書き留めておこう。遠藤先生に教えてもらった白井光子さんで。
Ein Veilchen auf der Wiese stand
gebückt in sich und unbekannt;
es war ein herzig’s Veilchen.
Da kam ein’junge Schäferin
mit leichtem Schritt und munterm Sinn
daher, daher,
die Wiese her, und sang.
Ach denkt das Veilchen, wär’ich nur
die schönste Blume der Natur,
ach, nur ein kleines Weilchen,
bis mich das Liebchen abgepflückt
und an dem Busen matt gedrückt!
ach nue, ach nur,
ein Viertelstündchen lang!
Ach, aber ach! das Mädchen kam
und nicht in Acht das Veilchen nahm,
ertrat das arme Veilchen.
Es sank und starb und freut’ sich noch;
und sterb’ich denn, so sterb’ich doch
durch sie, durch sie,
zu ihren Füßen doch!
Das arme Veilchen!
Es war ein herzig’s Veilchen.
 一本のすみれが牧場に咲いていた
ひっそりとうずくまり、人に知られずに。
それは本当にかわいいすみれだった!
そこへ若い羊飼いの少女がやって来た
軽やかな足どりで、晴れやかな心で
こっちの方へ近づいてくる
牧場の中を、歌をうたいながら。
ああ、とすみれは思った、もしも自分が
この世で一番きれいな花だったら、と
ああ、ほんのちょっとの間だけでも
あの少女に摘みとられて、
胸におしあてられて、やがてしぼむ
ああ、ほんの
十五分間だけでも
ああ、それなのに!少女はやってきたが、
そのすみれには眼もくれないで、
あわれなすみれを踏みつけてしまった!
すみれはつぶれ、息絶えたが、
それでも嬉しがっていた
ともあれ、自分はあのひとのせいで
あのひとに踏まれて
死ぬんだから、と!
かわいそうなすみれよ!
それは本当にかわいいすみれだった。
“Was spinnst du” fragte Nachbars Fritz.
Als er uns jüngst besuchte
“Dein Rädchen läuft ja wie der Blitz!”
Sag’ an, wozu dies fruchte?
Komm lieber her in unser Spiel!”
“Herr Fritz, das lass’ ich bleiben,
Ich kann mir, wenn er’s wissen will,
So auch die Zeit vertreiben”
「なにを紡いでいるの?」ってお隣のフリッツが聞いたわ
この間、うちにやって来たときに。
「君の糸車は稲妻みたいに回るね!
こいつがなんの役に立つのさ?
それよかおいでよ、一緒に遊ぼうよ!」
「ねえ、フリッツ、あたしが車を止めたら
知りたいんなら教えてあげるけど、
時間を無駄にしちゃうことになるのよ」
Sehnsucht nach dem Frühlinge

Komm, lieber Mai, und mache
die Bäume wieder grün,
und lass mir an dem Bache
die kleinen Veilchen blüh’n!
Wie möcht’ ich doch so gerne
ein Veilchen wieder seh’n!
Ach, lieber Mai, wie gerne
einmal spazieren geh’n!
来てね、五月さん、そして
木々をまた緑にしてね。
そして、小川の岸に
小さなすみれさんを咲かせてね。
本当にお願いね、
私はまたすみれさんを見たいよ。
ねえ、五月さん、私は本当に
また散歩に出かけたいんだよ。
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Choral Piece「Du bist wie eine Blume」 (F. Liszt) 

“ロベルト・シューマン(Robert Schumann, 1810年~1856年)が作曲した「Du bist wie eine Blume(きみは花のように)」は歌曲集「ミルテの花(Myrthen)」作品25の中の第24曲目です。
詩はハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine, 1797年~1856年)による”
Du bist wie eine Blume,
so hold und schön und rein;
ich schau dich an,und Wehmut
schleicht mir ins Herz hinein.
Mir ist,als ob ich die Hände
aufs Haupt dir legen sollt,
betend,daß Gott dich erhalte
so rein und schön und hold.
きみは花のように
とてもかわいらしく、美しく、純粋だ
私があなたを見つめると、物悲しい気持ちは
私の心の中へ忍び込む
まるで私は手を
あなたの頭の上に置くべきであるかのように
祈りたい気分だ、神があなたに保つようにと
それほどの純粋さ、かわいらしさ、美しさを
wie/~のように
Blume/花
hold/かわいらしい
schön/美しい
rein/純粋な
schau__an→anschauen/見つめる
Wehmut/物悲しい気分
schleicht__hinein→hineinschleichen/中へ忍び込む
ist→sein/~の気分だ
als ob…/まるで…かのように
Hände/手
Haupt/頭
legen/置く
sollt→sollen/すべきである
betend/祈っている
Gott/神
erhalte→erhalten/保つ
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/d/db/IMSLP51688-PMLP12732-RS120.pdf
楽譜のサイト

Melinda Heiter mezzo-soprano, Jozsef Balog piano

 

sung by Soprano Charlotte de Rothschild 発音がわかりやすい!

みんなで歌えるかなぁ?

次の曲の候補_2 「Als die Alte Mutter (mich noch lehrte Singen)」 (A. Dvorak) 

“母”シリーズで選んでみました。歌ってみて、先生も「いいのでは?」と。そして、私の母が生きていて、娘の(すばらしい?)歌声を「聴いてもらえたら良かったのにね」とも。(残念、でも、もう遠い昔のことだ、懐かしい母と別れたのは・・・)
ドヴォルジャークの「ジプシーの歌」の中の1曲。褐色の、おそらく皺が刻まれた肌にこぼれる母の涙。母を思う子の思いを歌いたいと思う。

https://www.oxfordlieder.co.uk/song/2418

ALS DIE ALTE MUTTER

 Part of a series or song cycle:
Zigeunermelodien (Op.55)
Als die alte Mutter
mich noch lehrte singen,
Tränen in den Wimpern
gar so oft ihr hingen.
Jetzt wo ich die Kleinen
selber üb’ im Sange,
rieselt’s mir vom Auge,
rieselt’s oft mir auf die braune Wange
年老いた母が 
私に歌うことを教えてくれたとき
涙がまつ毛に 
いつも掛かっていた
今 私が小さい子に
自ら歌を教えると
私の目からもそれがしたたり落ちるの 
したたりおちるの 日焼けした頬の上を
When my old mother
When my old mother taught me songs to sing,
Tears would well strangely in her eyes.
Now my brown cheeks are wet with tears,
When I teach the children how to sing and play!
(別の訳)
Songs my mother taught me, In the days long vanished;
Seldom from her eyelids were the teardrops banished.
Now I teach my children, each melodious measure.
Oft the tears are flowing, oft they flow from my memory’s treasure.
(チェコ語詞)
Když mne stará matka zpívat,zpívat učívala,
podivno,že často,často slzívala.
A ted’ také pláčem snědé líce mučim,
když cigánské děti hrát a zpívat učim!
私の年老いた母が歌を、歌を教えてくれたとき不思議なことにいつも、いつも涙を浮かべてた
そして今 この日に焼けた頬にも涙が落ちる私がジプシーの子供たちに遊びや歌を教える時には!

Elisabeth Schwarzkopf–Soprano Gerald Moore–Piano 

伴奏用にぴったり!

5/26(土)練習開始
11/20(火)やっと歌になってきつつある(かな?)長い道のりだ。

 


5/29(火曜日)練習開始。事前練習たぶん10回、ドイツ語の調べもの3時間。今日は、An die Musik とAls die Alte Mutterを歌った。
以前よりドイツ語がすぐ読めるようになった。歌うのは難しい(に決まっている)が練習開始は楽しい。先生にも「(練習すれば)何とかなる」と。練習が終わりBabelでフルーツ(ノンアル)カクテルを飲んで楽しい時間だった。今日はハルちゃんの誕生日だった!

 

 

 

 


11/4
紆余曲折あり。真夏の暑さ、仕事、新しい歌のプロジェクトなどで、集中できなかったり、声が出ず下手になりやる気をなくしたり。
でも、好きな歌。今日は12/9のステージに向けての最初のピアノ合わせだった。時間を間違えて早く行ってしまったり、ボケの一種かと自信を失いつつも、「気にしない!」と自分に言い聞かせてレッスンに参加。普通には歌えたけど60点ぐらい。でも、先生には「まぁ、いいんじゃない?」といってもらい、ホッ。歌う順番が一つ下がって「最後」になった。ちょっと緊張。「ちゃんと声出してよ!」とのお達しも受けた。上手な人が出られないからの順番なので、記念に大事にしようと思う(たぶん一生に一回!)
帰りが遅くなったのでWired Kitchenでタコスライス

♪ 歌える歌Coverへ


 

 

 

 

★ An die Musikへ

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”新緑にうたう”コンサート、旭区サン・ハートにて(観客60名??)

 

 

 当日の公式(?)写真はこちら 
   
3回目のソロ演奏が無事済んだ。前日までの喉の不調で昨年秋の二の舞かと落ち込んでいたが、訓練の賜物か、当日は思いがけずよく声が出て驚いた。Kumiの一家がみんなで来てくれるのも励みになった。舞台でSarahと私にそれぞれMariとKumiからブーケをもらえて大満足!Kazuちゃんに、本番に強いのは「私とKen?」と書いたら「Yohtaも」とコメントが届いた。
先生からも「本番大成功で本当におめでとうございました。良かったですね!たった2年くらいしかレッスンした方とは思えないくらいです。」とのメールを受け取り、ほっとした。
Sarahも” I was soooooooooooooo happy to sing with you yesterday.”と。こんなに喜んでいたとは知らず予想外! うれしい日になった。
Handsome Cameraman!

珍しい出会い

もらったお花を飾りました
映像 Caro mio ben  映像 Santa Lucia

こちらはリハーサルの時の歌声

サラと。(Caro mio ben,  Santa Lucia)

 

♫ うたいたい歌cover

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湾(うみ)を見て 歌うひととき 楽しけり
  Akemi ‘18.4.28
みとせ(3年)経て ハイC響き 夢ふくらむ
     Kumi  ‘18.4.29
あの頃と 娘が交差 バレエ教室
 
泣きわめく 子らの響きは いつの頃
 
休日も 朝6時起き 子を送る(Simon 野球)
 
学ぶ意味 月日のあとの喜びは まだ娘には 伝わらざりけり

Sarah と歌うことになったので急遽勉強中。歌詞は中学生の時に覚えた!Largoなのでゆっくり歌うのが正しいらしい。でも息が続かない!

Caro mio ben, credimi almen,
senza di te languisce il cor,
caro mio ben, senza, di te languisce il cor.
Il tuo fedel sospira ognor.
Cessa, crudel, tanto rigor!
cessa, crudel, tanto rigor, tanto rigor!
Caro mio ben, credimi almen,
senza di te languisce il cor.
caro mio ben, credimi almen,
senze di te languisce il cor.

いとしい女よ
せめてわたしを信じよ
貴女がいないと
心がやつれる。
貴女に忠実な男は
いつもため息をついている
やめよ、むごい女よ
それほどのつれなさを。
カーロ・ミオ・ベン』(伊語Caro mio ben )は、トンマーゾ・ジョルダーニ作曲のアリエッタ。テキストはイタリア語だが、作詞者は不詳。
Caro mio benとは「いとしい女(ひと)よ」という意味で、愛する女性に対して自分のことを思ってくれるように願っている歌である。原曲は弦楽4部と独唱からなる。1782年以前にイギリスで作曲・出版された。

  この方は声楽レッスンの指導者のようですが、ものすごくうまい!勉強に最適。杉浦 希未Nozomiさん
 大阪出身。5歳からピアノを15歳から声楽を始める。大阪音楽大学卒業。同大学院を修了後渡欧。ウィーン国立音楽大学ポストグラデュエイト課程リート・オラトリオ課卒業。

Luciano Pavarotti (12-10-1935/6-9-2007) Music performed in Germany on 1978

♫ 歌いたい歌、歌える歌Cover 

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