先生から「次の歌」として追加があった曲の(2)

モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」の第12曲で、ケルビーノによって歌われるアリエッタ

Mozart – Voi che sapete (Cecilia Bartoli)

Elina Garanca; “Voi che sapete” 

Agnes Baltsa

Voi che sapete che cosa è amor,
donne, vedete s’io l’ho nel cor.
Quello ch’io provo vi ridirò,
è per me nuovo capir nol so.

Sento un affetto pien di desir,
ch’ora è diletto, ch’ora è martir.
Gelo e poi sento l’alma avvampar,
e in un momento torno a gelar.

Ricerco un bene fuori di me,
Non so chi’l tiene, non so cos’è.
Sospiro e gem senza voler,
palpito e tremo senza saper.

Non trovo pace notte né dì,
ma pur mi piace languir così.

Voi che sapete che cosa è amor,
donne, vedete s’io l’ho nel cor.
Quello ch’io provo vi ridirò,
è per me nuovo capir nol so.

あなた方は知っています 恋とは何か
ご婦人たちよ 見てください 私が恋を心に抱いていることを 私が感じていることを あなた方に伝えようと思います それは私にとって今までにないことで それがわかりません

たくさんの欲求を私は感じています それはときには喜び ときには苦しみです私は身体が凍り、それから魂に火が付くのを感じます  そして 再び身体は凍り付きます

私は私以外から愛を求めていますが 誰がもっているのか、それが何なのかわかりません

私はそうするつもりもないのに ため息をつき苦悶します 知らないうちに ドキドキし震えます

私は夜も昼も安らぎを見つけられない しかし そうは言っても私はこのように悶々とするのが好きなのです

イタリア語 意味
voi 君たちは・あなた方は
sapete 知っている・できる
che cosa 何が・どんなもの
donna 女性
vedere 見る・会う
ho →avere(英語:have)
nel in+il
core =cuore心臓・心

quello ~のもの
provare 試す・感じる
vi 君たちを・君たちに
ridire 再び言う・伝える・表現する
nuovo 新しい・今までにない・初めての   
capire わかる・理解する
nol non+lo

sentire 感じる・聞く
affetto 気持ち・感情・情愛
pieno di たくさんの~
desire =desiderio願い・欲求
diletto 喜び・楽しみ
martirio 苦悩・苦痛・殉教

gelare 凍る
poi それから・その次に・さらに
alma 魂
avvampare 火が付く・赤くなる
in un momento 瞬く間に
tornare 戻る・再び~になる

ricercare 再び探す・探す・求める
bene 良いこと・愛・恋人
fuori 外に・外で
so →sapere知る・できる
chi 誰
tiene →tenere持つ

sospirare ため息をつく
gemere うなる・苦悶(くもん)する
senza ~なしで
volere 意志・意図
palpitare わくわくする・どきどきする
tremare 震える・動揺する

trovare 見つける・える・出会う
pace 平和・なごやかさ・安らぎ
notte 夜
né ~も~もない
dì 日・一日・昼
ma しかし
pur →pureけれども・そうは言っても
piacere 気に入りである・好みのものである
languire 弱る・悶々(もんもん)とする・憔悴する
così このように

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Mozartに凝ってる(とまでは言えないけど)ときに、歌う機会が訪れた。以前、YouTubeで中村恵理さんのすばらしい歌声を聴いていたけど自分が歌うとは思っていなかった。


モーツァルト作曲のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の第2幕第23曲で、ツェルリーナによって歌われるアリア 「薬屋の歌」

Nr. 18 – Aria ZERLINA 

Vedrai, carino, 
se sei buonino, 
Che bel rimedio 
ti voglio dar!  vo(ng)lio

È natu<teu>rale,
non dà disgu<o>sto,
E lo speziale 
non lo sa far (no).

È un <eun> certo balsamo
Ch’io porto addosso, 
Dare tel posso, 
Se il vuoi provar. 

Saper vorresti 
dove mi sta? 
<dove dove dove mi sta?>
(pause) Sentilo battere,
toccami qua!
Sentilo battere, Sentilo battere,
toccami qua ……!

ねえ 愛しいひと  もしあんたがおりこうさんなら とってもステキな薬を あんたにあげるわ!   
これは天然のもので 不快感はないし それに 薬剤師さんには 作れないのよ 特別の膏薬なの 
あたしが自分で持ってる あんたにあげることはできるわ もし試してみたいんだったら   あんたも知りたいのかしら それがどこにあるのかを? 分かるでしょドキドキしてるのが 
触ってみて ここを!にあるか?それがドキドキしてるのを感じてみて私のここを触ってみて!

Elisabeth Schwarzkopf–Soprano


 
Eri Nakamura: MOZART Vedrai carino (Don Giovanni)
 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は RIMG9723-1-700x525.jpg です
寒い冬のコンサートとなり、当日急に参加できない人などもあり、緊張の1日でした。演奏曲目が8曲となり精神的・身体的負荷が大きく中途半端に終わり残念。でも、同じ日にHip Hopダンスの舞台に立ったSimonは様々な困難を乗り越えてよく頑張ったらしい!

ところでWordPressが更新され、使いにくい!!慣れるまでは・・・。

当日の音声
発表会後、少し考えるところあり、気分転換も必要かなとも思う。

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 Blogでは”My favorite”に分類したけど、”My problems”や “My biggest concern”に区分した方がいいような課題。刻々と近づくコンサート(発表会)、遅々として進まぬ準備。できるところまでやるしかない、まだ先があることを信じて!

 

 

コンサートプログラム(全)

 


旭区サンハートチラシ

 


12/1の練習(△)

 

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   紆余曲折、挫折と喜びと、楽しみと苦しみと、様々な葛藤を自分なりに、そして新しく友達になったみんなと乗り越え、最後はかなり上出来に終了しました。声の調子もほぼ満足のレベルまで何とか維持し、うれしい日となりました。
 お金を払ってきてくれる観客がいるところで歌ったのは初めて。32人もの人でカフェはいっぱい!音響とか、(古い)楽器とか、和室の畳からしみる寒さも乗り越え、6人でがんばったのがやっぱり一番楽しくうれしかったことで、とても貴重な経験でした。T子さんに「素敵でしたよ」と言ってもらえたのが(過分な誉め言葉と知りつつも)うれしいことでした。
 いつも一緒のMさんとSylvianeが聴きに来てくれました!
 Soloの音声はVTRで記録を取ってくださった方がいるのでそれに期待しています。
 
   
Sylvianeさんにもらったブーケ
(岩本さんVTRより)
 

うたとピアノのサロンコンサート前半

うたとピアノのサロンコンサート後半


”La baie d’Hirakata” at 「ばおばぶ」

”La baie d’Hirakata” (練習曲)

”La baie d’Hirakata” (Solo曲)

2019年になってからの「打ち上げ会」。ひとり欠席がありましたが、楽しいひと時でした。また機会があったら一緒にやりましょうということにはなりましたが、それぞれ忙しいのかなぁ?

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 季節は過ぎ、もうすぐ本番。いろいろありましてメンバーもグループ名も「Ensamble 歌音」の変わりました!!歌のSoloは私だけになり、心細い。でも(観客の人には申し訳ないのですが)歌うことにしました。
NY Central Parkにて
 

NYにもシュウメイギク!

 

砂山(山田耕筰)
野薔薇 Schubert
Die Lotosblume Schumann
砂山
1922年に新潟で開催された童謡音楽会に参加した北原白秋は、小学生たちから新潟にちなんだ歌の依頼を受け、1922年(大正11年)9月に出版された雑誌で童謡『砂山』を発表した。北原白秋の歌詞『砂山』に1923年には、童謡『赤とんぼ』、『ペチカ』などを残した作曲家・山田 耕筰がメロディをつけた。
野薔薇
1821年出版。1815年の数多いゲーテ歌曲のひとつ。歌詞はドイツの民謡 『あれ野のばら』 をもとにして、ゲーテが民謡風に歌った、 1771年の作品で、ウェルナーが曲をつけたものも有名です。
1770年、当時21歳の学生だったゲーテは友人に連れられて、ゼーゼンハイムという 田舎の村の牧師の家を訪れました。そのとき紹介された、牧師の家の三女、 ブロンドのおさげ髪のフリーデリーケにゲーテはひとめぼれし、やがてふたりは恋に落ちました。フリーデリーケは18歳。ふたりの交際は、ほぼ1年にわたって続きましたが、 大学を卒業したゲーテは何もいわず彼女のもとを去っていってしまいました。「野ばら」 が書かれたのはその後のこと。残されたフリーデリーケはずっと独身のまま、その生涯を終えたそうです。
清らかに咲くバラが無情にも折られてしまう詩は、ゲーテが恋人を裏切り、 たぐいまれな美しい心を深く傷つけてしまった自責の念がこめられていますが、 シューベルトの曲は暗さを感じさせず、かわいらしい、親しみやすさにあふれています。Johann Wolfgang von Goethe
蓮の花
「Die Lotosblume(はすの花)」の詩はハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine, 1797年~1856年)によるものです。
睡蓮の花は 太陽の輝きを怖れ うなだれ夢みつつ  夜の訪れを待つ  
月こそは想い人 そのほの明りに目覚め  嬉しげにヴェールを取り 
淑やかな花の顔を見せる
 
花咲き 燃え 輝き 黙し空を見あげる 
薫り 震え 泣く 愛のため その痛みのために

コーラス曲は;

”La baie d’Hirakata” (練習曲)へ

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