幻想的な「幻日」,モンゴル

Winterreisse 第23曲に出てくる Nebensonnen 遠藤先生の名調子解説が懐かしい。


2021/2/15 江の島付近の幻日!


 冬の旅より

シューベルト :冬の旅 第23番 幻の太陽 D 911/23 Op. 89-23

Schubert, Franz:Winterreise No.23 Die Nebensonnen D 911/23 Op. 89-23  23. 幻の太陽 Die Nebensonnen

Die Nebensonnen
Wilhelm Müller
Drei Sonnen sah ich am Himmel stehen, 
Hab’ lang’ und fest sie angesehn;
Und sie auch standen da so stier,
Als wollten sie nicht weg von mir.
Ach, meine Sonnen seid ihr nicht! 
Schaut Andren doch in’s Angesicht!
Ja, neulich hatt’ ich auch wohl drei: 
Nun sind hinab die besten zwei.
Ging’ nur die dritt’ erst hinterdrein!
Im Dunkeln wird mir wohler sein.
The Mock Suns
English Translation
© Richard Wigmore
I saw three suns in the sky;
I gazed at them long and intently.
And they, too, stood there so fixedly,
as if unwilling to leave me.
Alas, you are not my suns!
Gaze into other people’s faces!
Yes, not long ago I, too, had three suns; 
now the two best have set.
If only the third would follow,
I should feel happier in the dark.

三つの太陽が空にかかっていた.
私は長い間,しっかりと見つめていた.
そして三つの太陽もまた,じっとしていた,
私から去って行きたくないようだった.
ああ,お前たちは私の太陽ではない!
ほかの人の顔を見つめるがよい!
そう,先だって私にも三つの太陽があったことがある.
いま,いとしい二つは沈んでいる.
三つ目の太陽もつづいてなくなってくれていれば,
暗闇につつまれて,私はもっと幸福だろうに.


空に太陽が三つあるのが見えて、 長い時間、じいっと見つめていた。 太陽たちも無表情で身じろぎもしなかった、 * ミュラーの詩では Ja(そうだ) まるで俺から離れたくないかのように。 ああ、おまえたちは俺の太陽じゃない、 他の奴の顔でも見ててくれ! ああ、最近まで俺も確かに三つ持っていたんだ、 今や、いいほうの二つが沈んじまった。 三つめのも続いて行ってくれればいいのに、 俺には暗闇の中のほうがより快適なんだ。

 「幻日」とは関係ないけど

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