◆ 8.15に思うこと

8/15 、TVも新聞もいつもより多く過去の戦争や、そこに至った歴史について多く取り上げる。私も、印象に残った2つの記事をここに置く。これ以外には、別のBlogで第二次世界大戦での日本の戦争について記録する米国人のポストに、大阪の日本人女性の記事が転載されていた。その内容が「意味不明」のものだったので、いつもきちんとした歴史観で史料を分析し丹念に作成されているblogにふさわしくないのではないかと思い、なんとなく古くからの知り合いのように信頼しているその米国人authorに「その取り上げ方には同意できません」とコメントを送った。
天皇は、戦没者慰霊式で今年も「先の大戦への反省」を述べた。天皇は政府が作成したあいさつ文29回のうち2回だけ手を加えたという。1回目は1995年「これまでの歴史を省み、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを望み・・」と。2回目はそれから20年後「過去を顧み先の大戦に対する深い”反省”」と述べた。その後毎年「深い反省」と述べている。「政治的だという批判を超えてそのように述べたのではないかと保阪正康さんが語った。Abeは「反省」も「不戦の誓い」も今年も言わなかった。


歴史認識が浅くなり「戦前の2-3年を除き、日本には自由があった」と述べた女性「国際政治学者」がいて、その反証ともなる記事が掲載されていたので、これもここに留める。

ところで、式典を終えた天皇が式台の前に立ち尽くす場面があった。私は「高齢のせいか!」と思った。民放もそのように伝えた。その後、夜のNHKが「これが最後から2番目となるので、思うことがあり立ち尽くした」というような取り上げ方をした。どちらかは明日わかる。➡ (こたえ)
1)現場で見た人(&TVで見ていた私)
天皇陛下は立ち上がった直後に客席に目をやった後、式壇を向いて両手を前に組んだ状態で、そのまま20秒以上動かない状態が続いた。式壇から見て天皇陛下の後方にいた皇后さまは、天皇陛下の横に進み出て何かを話しかけた。この直後、天皇陛下は式壇に一礼し、式場を退出した。退出後、記者席では、この異変に関してなのか、小声でささやき合う様子も見られた。<jcastニュース> 追悼式では陛下が会場を後にする際動きがしばらく止まり、皇后さまが声を掛けられた後で一礼して退出される場面があった。<日テレ>
2)宮内庁:感慨深く標柱に見入った

 

天皇退位と憲法問題Cover

Top Pageへ