夏、花壇の華、ユリたち・・

2012年12月2日

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私の家は東側に玄関があり、玄関側は樹木系が多く、花壇は家の西側にありました。

西側の日当たりは抜群で(抜群過ぎて)、夏になるといろいろな花がワラワラと大きく育ち、何が何だかわからなくなるのです。

その中で、やっぱり目立ったのが、オレンジ色/朱色が鮮やかなクルマユリでした。

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この花の魅力??

本来は野の花なので、その鮮やかさ、力強さが、あっけらかんとした田舎の夏の太陽と風景に良くマッチしていました。夏の花といえば、大輪のダリアとこの花を思い出します。
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オダマキ、華麗さはないけど上品な・・

2012年12月2日

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私がまだとても小さかった頃は、まだこの花は私の家にはありませんでした。

Odamaki10.JPG(左)光則寺で撮影(拡大して見てください。)

中学生か高校生のころ、母がどこかからこの「きれーーな、大好きな花」を手に入れ、大事に育てていました。最初は植木鉢に植えられ、室内で育てられていたように記憶しています。

大事な花は、庭の花壇ではなく、玄関の中の特別のスペースに”大事そう”に置かれていたものです。

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私が、どう思ったかですか??

「う~ン、この花のどこが美しいんだろう。どうってことのない普通の花だなァ」とずっと思っていました。でも、年齢を重ねるごとに、どこか奥ゆかしい、しかも強いこの花を見ると、その何とも言えない花の色・姿・ただずまいにいつも見入ってしまいます。

 
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春、畑や野原に咲いていた花、ミヤマエンゴサク

2012年11月7日

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何という名前だったのか、もう覚えていません。花の図鑑で調べたら「ミヤマエンゴサク」という名前のようです。

その名前なら、数年前の緒方拳が最後に出演したテレビドラマ「風のガーデン」で、北海道の野草園で働く知的障害のある主人公の男の子の「これはミヤマエンゴサク・・・」のセリフを思い出します。美しい名前だなと思ったのです。

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この花は、子どもたちにとっては野原にある天然の甘いジュースでした。

小さな花なのでほんの少しずつですが、吸うと甘い蜜のような味がしました。春の野での楽しい遊びです。はるか昔のことです。

 
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隣家の敷地の路地を流れる水辺に咲くアヤメ

2012年11月7日

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私の家にはアヤメの花は咲きませんでした。
でも、家の庭に続く小さなため池のような水辺に沿って春になると群青色の小ぶりのアヤメが美しく咲きました。

でも、アヤメを見ると思いだすのは、隣家の庭の端を流れる溝のような水辺に沿って咲くアヤメ。数は2~30本あったように思います。色は濃い青色、真ん中に白っぽい模様が入っていました。

アヤメを大切に育てていたには隣家のおばあさん。「小学校にも行けなかった」とか・・。信じられないほど小さく細い体を長年の苦労を物語るように深く折り曲げ、心もとない家計を支えて、高齢なのに農作業や葉たばこの作業をしていました。

高齢なのに働くなんて・・・と思って見ていましたが、今思うと、あのおばあさんは外で花を育て、働き、家族を助けるのがただうれしかったのかも知れません。

ayame10.JPG光則寺で撮影

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雑木林に春を告げる花、カタクリ

2012年10月17日

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私の思い出のカタクリはこんなに美しくはなく、花は小さく堅く、色はもっとピンクで、葉は花にとどくほど大きかったように思います。

春の花は、どの花も強く心に残っています。カタクリは雑木林の岩場の日当たりの悪いところに咲いていて、誰にも気にも留められずひっそりと芳香を放っていました。

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春の花は、どの花も強く心に残っています。カタクリは雑木林の岩場の日当たりの悪いところに咲いていて、誰にも気にも留められずひっそりと芳香を放っていました。

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春の花は、どの花も強く心に残っています。カタクリは雑木林の岩場の日当たりの悪いところに咲いていて、誰にも気にも留められずひっそりと芳香を放っていました。

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2012年10月12日


数年来の思いがかなって、行ってきました!

JR青梅線西立川駅からすぐ、広い公園にコスモス畑が広がっていました。

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コスモス畑は園内に3か所、中を小さな路面電車が走っています。
日本庭園もあるらいいのですが、あまりの広さに次回としました。
案内図などはこちら

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公園の地図を見ると「砂川口」「立川口」などの表示が。きっと昔米軍立川基地だったところかなと考えたりしました。<そうしたら、総務省のHPに立川基地の歴史が載っていました。

 ★それでは園内を進みます。


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公園内はお花畑をのぞいてはほとんどこんな雰囲気

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iPhone5のパノラマで撮りました!
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黄花コスモスもありました。
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大勢の来園者(ほとんど中高年!)
087.JPG武蔵野の風景
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いちばん北の奥「花の里」の全景。まだ3分咲きかと思ったら見る間にどんどん咲いていくようでした。  to the page top
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2012年10月6日


今年のコスモスはちょっと遅めです。

 

あまり訪れる人もなく静かですが、いつも季節の花が美しい大船「龍宝寺」

akemi1.JPG東慶寺ではピンクの秋明菊と一緒に風に揺れていました。
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17mizuhiki2.JPG               明月院では紅い水引が美しく咲いていました。

東慶寺はいつ訪れても美しくこころ楽しい場所。

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野紺菊と水引(東慶寺)9tokeijifuyou.JPG13sakura.JPG

 

 

 

 

 

 

 

よく見ると10月桜が咲いていました。

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次に明月院はちょっと花が少なめでした。

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線路沿いにエノコログサが咲いて、秋です!

 

 

 

 

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ここから龍宝寺です。

 

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古民家があります。

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冬桜が。。。

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里の春「フキノトウ」

2012年10月1日

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    鎌倉円覚寺2011

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ふるさとの思い出は、なぜかすべて雪解けの春から始まります。とりわけ春の花々が懐かしく思い出されます。「春」は若い日の夢と希望の象徴だったからかもしれません。


フキノトウは、見るだけでなく立派な食卓の春の味覚でした。でも、大人になるまで、残念ながらそのほろ苦い味を美味しいと思ったことはありません。

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春の陽ざしが少しずつ家のまわりの道の雪を解かし、道にまぁるいのや、長細くまるい形の土が顔を出し始めます。

まぶしいような陽の光の中でその土を見た時の喜びは何とも言えないもので、幼い心に焼きつき今も私の心をふるわせます。私のもっとも大切な記憶のひとつです。

 


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