米国務省イラク戦争担当オフィサーの「嘆き」

2012年9月05日

Peter Van Buren (a 24-year veteran Foreign Service Officer at the State Department)
のイラク戦争についての論文がネット上で盛んに引用され話題になっている。

 

言い古された感があるドイツと日本の「第二次世界大戦後の経済的復興の成功」を、歴史的土壌、現代社会との違いも無視してただまねし、石油資本のあらわな策略をアメリカ式「正義感」でカモフラージュして進めた戦争。その結末と現況がいかに悲惨か。イラクの人々は国際社会とアメリカに向かって、どんな言葉を発するのだろうか?
私は怒る。今更こんなことを言うことが許されるのだろうか?「How to reconstruct the US」が空しくないか?