鎌倉で遊んでいるとき録音したYohtaの「ドレミ」 OnPitchというAppliで測定したら、なんとE7!
ついでの私の分も。先日にレッスンではhihiE#まで出た。

証拠はこちら

こちら↓は私​

   
 

 

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行々子(沙羅から) 清水重道作詞・信時潔作曲 

ふるさとの
河原の平に
よしきりは鳴く

日ねもす鳴く
行々子と書いて「ヨシキリ」、仰々しい声で
「ギョギョシー」と啼くからの当て字でしょ
うか。「オオヨシキリ」で検索していただく
と鳴き声が聴ける動画にアクセスできます。
この詩でも「耳いたく鳴く」とありますが、
確かにこの鳴き声が集団で襲ってきたらうる
さいでしょうなあ。
昔わが遊びし時と
變ることなし

よしきりは鳴く
日ねもす鳴く
耳いたく鳴く
音楽は穏やかに、自分の子供のころのノスタ
ルジーに浸っています。ピアノ伴奏に現れる
鳥の鳴き声もそんなにやかましくはなく、む
しろ美しいほどです。
先年亡くなったバリトン歌手畑中良輔の歌う
温かみのある歌声が実にしっくりと来る曲
です。( 2015.04.10 藤井宏行 )
楽譜のサイト
 

間庭小枝の日本歌曲シリーズ
Japanese songs performed by Sae Maniwa

 
横内ちひろ
 

 
伴奏
3度低い

♫ 歌いたい歌Cover

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ナツツバキ
詩: 清水重道 (1909-1958) 曲: 信時 潔 (1887-1965) 
 秋に咲く白い小さな花ってなんだろう?

北秋の
峡のこヾしき道のくま
わが見し花に
名づけてよ君

いなむしろ
君によそへて
呼ばましものを

みつみつし
白く小さき
北秋の花

三曲目は楚々と優雅なメロディ。かなり西洋風のテイストで、山田耕筰の歌曲に時折見られるバタ臭さが同じようにドイツに留学したことのあるこの信時にも見られることが分かって興味深いです。「北秋の」とあるのは地名でしょうか。北のとある地の秋のとある日とも読めるのですが、そこの山道の折れ曲がったところにひっそりと咲いている可憐な花を見つけて、ふと恋人のことを思い出して、「この花に名前を付けて いや君をこの花となぞらえて呼ぼう」とそこにはいない恋人に語りかけています。
この歌曲集が1935年頃の作だそうですから、作詞の清水は1909年生まれということでまだ二十代の半ば、そう思って聴くと瑞々しい愛の詩ですね。第1曲「丹沢」もそうですが、彼は山歩きが趣味だったのでしょうか。
みつみつし(清水の原詩では「みつし」)がちょっと意味が調べきれなかったのですが、「神々しいばかりの」といったところではないかと思います。( 2015.03.21 藤井宏行 )
愛する人への思いを北秋の小さき花に例えている。
秋の山道で花を見つけ愛する人を思う叙情歌
険しい山肌と小さき花を対比することによって、より可憐な白い小さな花を浮き上がらせている。
1節では山道での花との出会い、
2節では思う人を花に重ね、
3節で白く小さき北秋の花を改めて称えている。
(出典:田鎖大志郎、信時潔『沙羅』の音楽語法)
 

中村 恵理さん(演奏会…行きました!

Eri Nakamura-san 音声のみ

 

 
 
 
(追加情報)小さな秋の花、こんなのかな?
ギンモクセイ銀木犀
 アキノノゲシ秋の野芥子

ダイモンジソウ大文字草


 

”ジプシーの歌”第1曲 

Mein Lied ertönt   Op.55-1
Zigeunermelodien (Cigánské melodie)
おれの歌が響き出す
 ジプシーのメロディー
Mein Lied ertönt  ein Liebespsalm,
Beginnt der Tag zu sinken,
Und wenn das Moos der welke Halm
Tauperlen heimlich trinken. Mein Lied ertönt voll Wanderlust,
In grünen Waldeshallen,
Und auf der Puszta weitem Plan
Lass frohen Sang ich schallen. Mein Lied ertönt voll Liebe auch,
Wenn Heidestürme toben;
Wenn sich zum letzten Lebenshauch
Des Bruders Brust gehoben.
わが歌は再び愛を響かせる
古い日が死に絶えたとき
しなびた苔が 自らに纏わせようと
ひそやかに露を集めているときには

わが歌はあまねく憧れを響かせる
世界をこの足で歩き回るときには
だが故郷のプスタにあれば
歌声はわが胸より豊かにあふれ出る

わが歌は高らかに愛を響かせる
嵐が平原を駆け抜けるとき
われが見送るときに、貧しさより逃れ
兄弟たちが死に行くのを
  (チェコ語詞より藤井訳)

My song resounds

My song resounds, a psalm of love,
When day begins to fade,
And when the moss and withered grass
Secretly drink in pearls of dew.
My song resounds full of wanderlust,
As we journey through the world,
Only on my wide native plains
Can my song ring out happily.
My song is also full of love,
As storms rage across the heath,
And my friend breathes his last
And frees himself from pain!

Translation © Richard Stokes, author of The Book of Lieder (Faber, 2005)

Má píseň zas mi láskou zní,
když starý den umirá,
a chudý mech kdy na šat svůj
si tajně perle sbíra.

Má píseň v kraj tak toužně zní,
když svetem noha bloudí;
jen rodné pusty dálinou
zpěv volně z ňader proudí.

Má píseň hlučně láskou zní,
když bouře běží plání;
když těším se,že bídy prost
dlí bratr v umírání.

 

▶소프라노 도희선 귀국 독창회 Soprano, Hee-Sun Do, Do Heesun, Recital
– 장소 : 영산아트홀 Youngsan Art hall

Darya Telyatnikova (mezzo-soprano),
Alexander Kobrin (piano).
Recorded in concert at the Small Hall of Moscow Conservatory
8 January 2016


歌いたい歌cover

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1年半ぶりぐらいでバレエの発表会。二人とも上達し、成長した。
前回、体重が気になった人が見違えるようにスリムになり、男性ダンサーとのソロ(というのかな?)に挑戦したのには、びっくりし感動した。越智先生のバレエは本当に素晴らしかったし、3人の男性ダンサーが揃ってレベルが高く楽しめた。
終わってからの「お誕生会」もGOOD with Sarah and Al.
 
 
   
 
   
 

 
 
 
←Simonくんにとっては、ちょっと(かなり?)退屈、でも耐えました!
こらからも続けていってほしいものです!

前回のショウはこちら

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ずっと前から、大好きなElizabeth Schwarzkopfの歌で聴いていた。よもや自分が歌えるようになるとは夢にも思わなかった。音域が違いすぎるから。でも、この頃は「次はこれで・・」と思えるようになってきた。夢は大きく、書き留めておこう。遠藤先生に教えてもらった白井光子さんで。
Ein Veilchen auf der Wiese stand
gebückt in sich und unbekannt;
es war ein herzig’s Veilchen.
Da kam ein’junge Schäferin
mit leichtem Schritt und munterm Sinn
daher, daher,
die Wiese her, und sang.
Ach denkt das Veilchen, wär’ich nur
die schönste Blume der Natur,
ach, nur ein kleines Weilchen,
bis mich das Liebchen abgepflückt
und an dem Busen matt gedrückt!
ach nue, ach nur,
ein Viertelstündchen lang!
Ach, aber ach! das Mädchen kam
und nicht in Acht das Veilchen nahm,
ertrat das arme Veilchen.
Es sank und starb und freut’ sich noch;
und sterb’ich denn, so sterb’ich doch
durch sie, durch sie,
zu ihren Füßen doch!
Das arme Veilchen!
Es war ein herzig’s Veilchen.
 一本のすみれが牧場に咲いていた
ひっそりとうずくまり、人に知られずに。
それは本当にかわいいすみれだった!
そこへ若い羊飼いの少女がやって来た
軽やかな足どりで、晴れやかな心で
こっちの方へ近づいてくる
牧場の中を、歌をうたいながら。
ああ、とすみれは思った、もしも自分が
この世で一番きれいな花だったら、と
ああ、ほんのちょっとの間だけでも
あの少女に摘みとられて、
胸におしあてられて、やがてしぼむ
ああ、ほんの
十五分間だけでも
ああ、それなのに!少女はやってきたが、
そのすみれには眼もくれないで、
あわれなすみれを踏みつけてしまった!
すみれはつぶれ、息絶えたが、
それでも嬉しがっていた
ともあれ、自分はあのひとのせいで
あのひとに踏まれて
死ぬんだから、と!
かわいそうなすみれよ!
それは本当にかわいいすみれだった。
“Was spinnst du” fragte Nachbars Fritz.
Als er uns jüngst besuchte
“Dein Rädchen läuft ja wie der Blitz!”
Sag’ an, wozu dies fruchte?
Komm lieber her in unser Spiel!”
“Herr Fritz, das lass’ ich bleiben,
Ich kann mir, wenn er’s wissen will,
So auch die Zeit vertreiben”
「なにを紡いでいるの?」ってお隣のフリッツが聞いたわ
この間、うちにやって来たときに。
「君の糸車は稲妻みたいに回るね!
こいつがなんの役に立つのさ?
それよかおいでよ、一緒に遊ぼうよ!」
「ねえ、フリッツ、あたしが車を止めたら
知りたいんなら教えてあげるけど、
時間を無駄にしちゃうことになるのよ」
Sehnsucht nach dem Frühlinge

Komm, lieber Mai, und mache
die Bäume wieder grün,
und lass mir an dem Bache
die kleinen Veilchen blüh’n!
Wie möcht’ ich doch so gerne
ein Veilchen wieder seh’n!
Ach, lieber Mai, wie gerne
einmal spazieren geh’n!
来てね、五月さん、そして
木々をまた緑にしてね。
そして、小川の岸に
小さなすみれさんを咲かせてね。
本当にお願いね、
私はまたすみれさんを見たいよ。
ねえ、五月さん、私は本当に
また散歩に出かけたいんだよ。
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Choral Piece「Du bist wie eine Blume」 (F. Liszt) 

“ロベルト・シューマン(Robert Schumann, 1810年~1856年)が作曲した「Du bist wie eine Blume(きみは花のように)」は歌曲集「ミルテの花(Myrthen)」作品25の中の第24曲目です。
詩はハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine, 1797年~1856年)による”
Du bist wie eine Blume,
so hold und schön und rein;
ich schau dich an,und Wehmut
schleicht mir ins Herz hinein.
Mir ist,als ob ich die Hände
aufs Haupt dir legen sollt,
betend,daß Gott dich erhalte
so rein und schön und hold.
きみは花のように
とてもかわいらしく、美しく、純粋だ
私があなたを見つめると、物悲しい気持ちは
私の心の中へ忍び込む
まるで私は手を
あなたの頭の上に置くべきであるかのように
祈りたい気分だ、神があなたに保つようにと
それほどの純粋さ、かわいらしさ、美しさを
wie/~のように
Blume/花
hold/かわいらしい
schön/美しい
rein/純粋な
schau__an→anschauen/見つめる
Wehmut/物悲しい気分
schleicht__hinein→hineinschleichen/中へ忍び込む
ist→sein/~の気分だ
als ob…/まるで…かのように
Hände/手
Haupt/頭
legen/置く
sollt→sollen/すべきである
betend/祈っている
Gott/神
erhalte→erhalten/保つ
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/d/db/IMSLP51688-PMLP12732-RS120.pdf
楽譜のサイト

Melinda Heiter mezzo-soprano, Jozsef Balog piano

 

sung by Soprano Charlotte de Rothschild 発音がわかりやすい!

みんなで歌えるかなぁ?