近づく秋、大巧寺コムラサキ
まだ猛暑・・・と思っているのに、時おり涼しい風が吹く。大巧寺おんめさまのコムラサキが色づき始め、シュウメイギク、男郎花、吾亦紅が咲いていた。
シュウメイギクとは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。 Japanese anemone
★オミナエシ (女郎花:科) 語源オミナは女、エシはメシ(飯)がなまった言葉といわれています。
黄色いオミナエシを粟花(あわばな)、白い花の オトコエシ を米花(こめばな)と呼び、女郎花、男郎花の漢字に当てました。
久しぶりにVioce Trainingのクラスに行った。やっぱりうまくいかなかった。でも、去年秋に始めたころよりずっと声が出るようになった!それだけでとてもいい。うれしい。
British Tenor, Ian Bostridgeさん 2
今年2回目のIan Bodtridge 日本公演。もちろん、行ってきました!
今回もBenjamin Brittenの音楽。ランボーの詩による歌曲集「イリュミナシオン」。 光、イルミネーション、光と影。
Ianさんが超長身、細身の体を少しゆすって左ステージから舞台に現れると、それだけで演奏会場に華やかさと緊張感が走ります。演奏が始まり、体を大きく揺らしながら、時に苦しげに時に激しく歌い続ける・・・・・・。
異境の世界に誘われるような不思議な難曲を、Ianさんが知性豊かに、時にはエキセントリックに歌いきると、コンサートホールは静かな興奮に包まれました。そして、その中にいることが本当に心地よい至福の時間でした。
コンサート後、Ianさんのサイン会があったので、歌曲集を買ってサインをいただきました。 サインをもらうときちょっとだけ話しをしました。Thank you very much.と低い声で応えてくれました。お顔にはそれなりにしわが刻みこまれ、少し暗い肌でした。誰が見てもとても素敵だと思います。
(ただし、今回はサントリーホールのため制約が厳しく写真は全く撮れないどころか、サインの時も女性2人がIanさんの防衛に廻っていて、時間を与えない、おしゃべりをさせないよう仕向けていてかなり不愉快、残念。)
Ian さんのインタビューより: ランボーの詩に曲をつけたのはブリテンぐらいかな?フランス人にも居ないと思いますが、彼の詩は音声自体が音楽的ですね。言葉だけで音楽のような響きが生まれるのです。内容は確かに謎めいていますが、詩人のイメージの塊には意味が明確でない場合も多く、そういった曖昧さも、この詩が音楽と合わさっても成り立つ理由の一つでしょう。
次回が待ち遠しいけど、きっと来年です。
Ian さんの日本人によるインタビュー記事:こちら
都響指揮者大野和史による「イリュミナシオン」解説:こちら
Proms 2013. Royal Albert HallでのDaniel Hardingとのコンビで演奏されたものがYouTubeにありました。
Britten – Les illuminations (Ian Bostridge, Proms 2013)
Daniel Harding, conductor
Ian Bostridge, tenor
London Symphony Orchestra
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来日前、イギリス・バービカンでの「」冬の旅」公演に使われていた写真;
”1997年の写真”ではありません。今年の写真でした。びっくり。でもうこちらを見るとわかります。2016年の写真です。
The Dark Mirror_ Zender’s Winterreise with Ian Bostridge, Netia Jones and more by Barbican Centre
前回の記事はこちら
C-Chanのために恐竜博2016!
C-Chanはディズニーランドが嫌い。C-Chanの前でディズニーランドの話をしてはいけない!先日、Marieだけが参加する「資格」があったディズニーランド。まだ小学生になってない悔しさをかみしめたらしい。だったら・・・とC-Chanのために、前から「行こうね」と約束した恐竜博に、最終日なのを知りつつ強行参加。混んでました!でも、楽しかった。
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ティラノサウルスとスピノサウルス | |
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Marieは、このプレートの写真を撮りたいのです! ![]() |
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Marieはこのクリーニングラボから離れられなくなりました。カナダエドモントンからのCoyさんという人ですよ。(手前はMariの大きいアタマ!) |
国立科学博物館の古い中庭に美しいバラ園がありました。 | ![]() |
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(left)子どもふたりのかわいい後ろ姿、おもちゃの恐竜も後向き! |
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帰りの車の中で何故かディズニーランドの話になり「来年ならC-Chanも行けるねェ。行く?」と訊いたら、ものすごくすぐに、はっきり、大声で「行く!!」と即答した。ちょっとかわいそうだったね。でも、いい人生勉強。来年は一緒に行こうね!
Lunch time at YCU
先日、浄土式とフレンチ庭園のミックス・ガーデンと聞いてからⅠ講庭園が俄然気になり、時間があると行ってみたくなります。今日はいつものOutdoorランチ席がいっぱいだったので、Ⅰ講庭園へ足を少~しだけ伸ばしてみました。
あちこちに、多すぎず少なすぎず配置されたベンチに、楽しそうに集う人達がいました。
先日のYCU庭園Blogはこちら (前回の撮影は夕方でした。)
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このあと、“紫陽花通り”散歩。
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大勢の学生が通ります。昼休みはコンビニもいっぱいです。 |
紫陽花の季節 2016(3)
瀬戸神社のヤマアジサイ
紫陽花の季節 2016(2)
at YCU
Eri Nakamura Soprano Recital in Tokorozawa, 2016
日本人の歌手の中で(この頃では)一番好きな歌手、中村恵理さん。今年はコンサートツアーが組まれました。いちばん最初に発表されたのが所沢。緑の美しい街に、ゆったりと配置された美しいホールでした。
恵理さんがつよく美しい声で、歌曲、歌劇のアリアを歌うとき、楽曲のもつ力が倍増され、舞台から観客席の私たちに伝わります。恵理さん自身がつよくそれをみんなに伝えようとしていると感じます。
中村さん(Webより)
演奏会レビュー 「劇的にしなやかに大器の片りん 中村恵理ソプラノリサイタル」
はこちら
演奏会レビュー2 ヨーロッパの数多の歌劇場で活躍する実力を見事に発揮
は こちら
<恵理さんのプロフィール、近況;5/26産経新聞より>
ドイツ・ミュンヘンの名門、バイエルン国立歌劇場の専属歌手を務め、欧米の一流オペラハウスで活躍する若手ソプラノ、中村恵理が28日から初めての国内ツアーを開催する。シューベルトや中田喜直の歌曲、プッチーニにマスネのオペラ・アリアなど、日本で本格的に初披露する作品を集め、詩的な世界を運ぶ。
中村は大阪音楽大学大学院を修了し、新国立劇場オペラ研修所で学んだ。オランダ留学を経てロンドンのロイヤル・オペラで研修中の平成21年、世界的ソプラノ、アンナ・ネトレプコの代役を急きょ歌って大成功を収めた。22年からバイエルン国立歌劇場のソリストとして数多くのオペラで主要な役を務めるとともに、ベルリン・ドイツ・オペラ、ワシントン・ナショナルオペラをはじめ欧米の一流歌劇場に招かれ、高い評価を受ける。
「さまざまな制作段階でオペラの準備がいつも同時進行的に進められています。それだからこそ一つ一つの舞台を大切にしたい。生の舞台では本当にいろいろなことが起こります。その瞬間をどう捉え、どのように反応し、いかに表現するかが瞬時に求められます。オペラでつづられていく物語の中を生きていたいと考えています」 全文はこちら
コンサートはもちろん素晴らしく、中村さんのハリのあるビロードのような、しかも情感がこもった声を聞いたとたん目じりから涙がわいてきました。途中、めずらしく一度中断があり心配しましたが、その後の、特に歌劇のアリアは聞きごたえがありました。来年も楽しみにしています。
← アンコール曲名はこちら
前回の記事はこちら
今回は2枚買ったチケットに参加してくれたのはMarieちゃん。土曜日、江戸川公園でのランチから途中で抜け出して来てくれました。楽しかったね、Mari!
航空公園には全日空の使用したYS-11が展示されていました。