すばらしく論理的、積極的、斬新なアイディア、決して妥協しない、何者をも恐れない、実に”はっきり”、”ズバリ”と言う。望月衣塑子さんよりすごいかもしれない。勇気があり、迫力があり、明るいすばらしい女性だ。
今、日本各地で影響力を広げている。Abe は「日程の都合」とか理由をつけて会わないようで、Fihnさんにズバリ「世界から見放される危険を冒している」と指摘した!ここまではっきり言う人・団体が今の日本にはあまりいない、少ないのがとても残念だ。
「核抑止力の効果を言う人がいるが、北朝鮮の現実を見れば「抑止力」の考えが間違っていることがハッキリする。核は廃絶するしかないのだ」と。また、「核兵器使用禁止は日本政府が決めるものではない、日本の国民が決めるものだ」とも!その通りだ、すばらしい。

 

On Twitter: It was really special to visit the memorial sites of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. So much suffering and pain, yet today these are two cities of hope, devoted to working for nuclear disarmament. They are an inspiration to all of us.

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Everyone in Trumpworld Knows He’s an Idiot

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今年は政府の音頭で「明治150年」を「祝う」動きがある。復古主義でなく、そこで生きていた人たちの苦境、理想、思いを考える年にしたいと思う。

戊辰戦争から150年 相互理解の時代へ
2018年1月1日 (朝日新聞より)
 1868年、徳川の世を終わらせた新政府軍(西軍)は、幕府を支えてきた会津に向けて進軍し、県内各地で激戦が繰り広げられた。その戊辰戦争から今年で150年。戦火を交えた双方で、相手の思いを理解しようという試みが始まっている。一方、敗れた旧会津藩士が入植した北海道では足跡の風化が進む。1世紀半の時間は歴史のページを着実に進めている。
 「家訓(かきん)は会津藩士の心のよりどころになったものだね」「その重要性が伝わるように展示しないと」
 西軍・土佐藩の城下町、高知市にある県立高知城歴史博物館で、3月からの特別展「明治元年の日本と土佐 戊辰戦争それぞれの信義」の準備が進められている。会津藩初代藩主・保科正之が徳川家への忠誠を定めた家訓や、奥羽越列藩同盟の盟約書の写し、会津藩降伏の式典で敷かれた「泣血氈(きゅうけつせん)」も福島県内から運ばれ、展示される。
学芸員の高木翔太さん(30)は「大切な物をよく貸していただいた。本当に感謝している」と話す 館長の渡部淳さん(55)によると、高知県で旧幕府側の史料がこれだけまとまって展示されるのは初めてではないかという。「相手も含めた全国的な視点がないと、何が起きて、どういう日本がつくられたのか見えてこない」
 高知県は鹿児島、山口、佐賀の各県とともに「平成の薩長土肥連合」を結成し、観光キャンペーンを展開している。その中で、高知県内の博物館など歴史関連施設は「連絡協議会」を結成。それぞれの施設が「幕府側の立場にも注目しなければならない」といった意識で企画を練っているという。
 県立坂本龍馬記念館(高知市)は7月から戊辰戦争の特別展を開催する。7月28日には会津藩士の埋葬に関する新史料を発表した元会津図書館長の野口信一さん(68)の講演会を開く。主任学芸員の亀尾美香さん(45)は「土佐など西国では離れていることもあり、戊辰戦争を含め、福島のことを知らない人が多い」と話す。「空気感や体温のようなものを知るには、実際に会って話を聞くのが一番。会津の人たちがどのように考えているのか、わかり合いたいです」 渡部さんはこう語る。「100年では無理だった。150年でやっと協力できる機運が出てきたのだと思う。当時の立場の違いを越え、改めて近代日本を考える契機になる展示にしたい」
 1/1に集めた資料 こちら

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12月2日、Abe内閣のiyaiya感が漂う決定があった。退位が決まったらササッと決めるのが国民(私たち)のためなのに、「退位」そのものがiyaだったAbe内閣は、自分の身に降りかかる火の粉をふるうのにも忙しく、宮内庁(天皇側)とのバトルの挙句に、新年でもない、新年度でもない変な時期に退位・即位日を設定した。その日はなんとMay Day! 
天皇の希望を容れた退位なので微妙な問題があり、政府主導なのは基本的に正しいが、ひとりの、自分の生涯を公務のために奉げた(良い悪いは別にして)人に対する尊敬心が欠ける政府の態度を見るのは不愉快だ。高齢の、平和を愛する、清廉な人が余生を穏やかに好きなことをして生きるのは良いことだと思う。その権利は誰にでも等しく与えられて良いと思う。

 

 

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今年も、こんなにも深く、考え抜かれて温かく、しかも遠く未来をまっすぐに見つめた「ことば」に接して改めて驚く。
日本のどこにでもいる心優しい普通の人々への敬意をあたたかい言葉で表現し、Abeの今の政治に対しては厳しい表現で「異」をあらわす。誕生日のコメントで、「軍縮の意味」について新しく学んだことをしっかりと書き、ICANが今年のノーベル平和賞を受賞したことにも喜ばしいこととして言及している。
こんなことを思うのはごく普通のことなのに特別に思えるのは、今の政治状況を見ているから。これからも平和主義のために「表現する」皇室であってほしいと思う。

 

朝日新聞に掲載の皇后の「おことば」より

 

(天皇に同行した国内の旅行について)感慨もひとしお深く、いつにも増して日本のそれぞれの土地の美しさを深く感じつつ、旅をいたしました。
こうした旅のいずれの土地においても感じられる人々の意識の高さ、真面目さ、勤勉さは、この国の古来から変わらぬ国民性と思いますが、それが各時代を生き抜いてきた人々の知恵と経験の蓄積により、時に地域の文化と言えるまでに高められていると感じることがあります。昨年十二月に糸魚川で大規模な火災が起こった時、過去の大火の経験から、住民間に強風への危機意識が定着しており、更に様々な危機対応の準備が整っていて、あれほどの大火であったにもかかわらず一名の死者も出さなかったことなど、不幸な出来事ではありましたが、そうした一例として挙げられるのではないかと思います
(世界情勢と軍縮について)
米国、フランスでの政権の交代、英国のEU脱退通告、各地でのテロの頻発など、世界にも事多いこの一年でしたが、こうした中、中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした。「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉(とら)え、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ、今後この分野にも関心を寄せていく上での助けになると嬉しく思いました。
(ノーベル賞について)
今年もノーベル賞の季節となり、日本も関わる二つの賞の発表がありました。
文学賞は日系の英国人作家イシグロ・カズオさんが受賞され、私がこれまでに読んでいるのは一作のみですが、今も深く記憶に残っているその一作「日の名残り」の作者の受賞を心からお祝いいたします。
平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして、それと共に、日本の被爆者の心が、決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。
皇太子一家については言及がなく、家族のことは少しだけだった。「家族のことよりも大切なことがある」の意味だろうか。
写真は宮内庁HPより

皇后の「ことば」全文

Literaに掲載された「編集部」名論文

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国会が、政治の私物化・疑惑隠しの解散情報で揺れている。総選挙となれば天皇退位の日程調整もままならぬ。このような時に、かねてからの希望とはいえ、愚かな宰相への静かな抵抗として、天皇・皇后はは高麗神社訪問を敢行した。
TBSニュースより;両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問

 天皇・皇后両陛下は私的な旅行で朝鮮半島で古代に栄えた高句麗とゆかりのある高麗神社を訪問されました。
 埼玉県・日高市にある高麗神社は朝鮮半島から移り住んだ高句麗の王族が祀られています。陛下は案内した宮司に「高句麗は何年に滅んだのですか?」などと熱心に質問し、参拝されました。
 陛下は皇室と朝鮮半島との歴史について68歳の誕生日会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています」と述べられています。(20日15:41)


<みんなの声> Twitterより
この私的な旅行は小池都知事が朝鮮人虐殺犠牲者追悼式への追悼文見合わせを表明した直後に宮内庁から発表された。
両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?… @YahooNewsTopics
玉串料も納められたそうです。昭和天皇は、私は靖国には行かない、それが私の心だと御言葉を残しています。今、(Abeに)天皇陛下が高麗神社へ行かれた意味と意義が伝わる事を。
私は特に天皇万歳‼️の人間ではないが、両陛下には頭が下がる。だが、突然の解散によって、この天皇の退位の時期などを話し合う皇室会議が棚上げされた。アベは天皇のお年などに興味はないのだ。
高麗神社に実際に行ってみるとわかるけど、寄進者には日韓の近現代史を彩るお歴々の名前がずらーっと並んでいる。
バランスの取れた行動を取る天皇陛下と、天皇の国事行為制限条項である憲法7条を意図的解釈して解散権を行使し続けてきた自民党。安倍内閣の助言と承認のもとに、首相個人と自民党の保身のための衆議院解散をしなければならない天皇陛下のお気持ちはお察しして余りある。
これこそ政治利用では?

 

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8/15 、TVも新聞もいつもより多く過去の戦争や、そこに至った歴史について多く取り上げる。私も、印象に残った2つの記事をここに置く。これ以外には、別のBlogで第二次世界大戦での日本の戦争について記録する米国人のポストに、大阪の日本人女性の記事が転載されていた。その内容が「意味不明」のものだったので、いつもきちんとした歴史観で史料を分析し丹念に作成されているblogにふさわしくないのではないかと思い、なんとなく古くからの知り合いのように信頼しているその米国人authorに「その取り上げ方には同意できません」とコメントを送った。
天皇は、戦没者慰霊式で今年も「先の大戦への反省」を述べた。天皇は政府が作成したあいさつ文29回のうち2回だけ手を加えたという。1回目は1995年「これまでの歴史を省み、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを望み・・」と。2回目はそれから20年後「過去を顧み先の大戦に対する深い”反省”」と述べた。その後毎年「深い反省」と述べている。「政治的だという批判を超えてそのように述べたのではないかと保阪正康さんが語った。Abeは「反省」も「不戦の誓い」も今年も言わなかった。

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国会での政府の答弁がひどすぎる。私たち市民が軽んじられている。

私の好きな斎藤美奈子さんのコラム

 


勝負避ける「菅話法」とは そのような指摘は当たらない、全く問題ない
毎日新聞2017年6月15日 東京夕刊。【庄司哲也】
安倍晋三政権の屋台骨を支え、「陰の宰相」とも言われる菅義偉官房長官。表情を変えない落ち着いた応答が、政権の安定ぶりを象徴してきた。ところが、森友、加計両学園問題では、首をひねりたくなる発言が目立つ。疑問符の多い「菅話法」とは--
 「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」。記者会見で多用する菅氏の言葉を、映画監督の想田和弘さんは「菅官房長官語」と名付けた。その特徴は「コミュニケーションの遮断」だ。
「菅氏の言葉は、相手の質問や意見に対して、正面から向き合わないことに特徴があります。『その批判は当たらない』など、木で鼻をくくったような定型句を繰り出すことで、コミュニケーションを遮断する。実質的には何も答えない。したがってボロを出さないので無敵に見えるのです」。つまり、相撲にたとえると🌷「土俵に上がらないから負けない」論法だ。

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