「おじいちゃんのフィリピン足跡が垣間見える戦記」20250613

戦記website

Full Text (段落編集済み)



井上忠著
まえがき
昭和五十四年の夏「小山内隊の戦線回顧」を発表し、生還者と中隊のご遺族等に送りましたが、その内容はサマール島における、小山内中隊行動を主にしたものです。当時知る事の出来なかった他中隊の戦況こそ、高浪連隊苦斗の実態として、比島戦況を語るに相応しいと考えながらも、その戦場からの生還者は僅少、情報入手も困難と予測して、逡巡したものです。
しかし、ご遺族からの、お気持ちが伝わった事と、今日僅かでも書き残さなければ、比島戦線防衛の為に、生死をかけた苦斗の戦況と我が連隊名までが、遠い比島の山野に風化消失する事は誠に悲愁なことです。
今次大戦中最大の決戦場に、北満より派遣された若い兵士が、悪疫蔓延の山野に、空腹の体で挺身し「本土決戦期の遅滞」という、重要な新任務に就き、連隊長以下多数の将兵が戦没された、という戦況を記録出来るのは現在も生かされている生還者にのみ可能な事と、熟慮、発心して、生存者捜しに始まり、戦況の概要を書き残したいと、願望するものです。

Top Pageへ

 —韓国の人気音楽グループBTSが帰ってくる― と聞くと、Kim Tae Hyungの除隊日を密かにカレンダーに書き込んで待っていた私。どんな復帰を見せるのか、楽しみで仕方がない。それと、軍隊の経験と時間の経過が一人ひとりの若者にどのように変えるor 変えないものなのか興味深い。私としては、これからも考える、賢いBTSでいてほしい。

before

 軍隊服役のためグループとしての活動を中止しているBTSのRMとVが10日、ジョングクとジミンが11日、さらにSUGAも21日に兵役を終え相次いで除隊する予定。メンバー7人がそろって活動を再開するには数カ月の準備が必要とされるが世界中のファンは早くも、完全復帰後の「第2章」に期待を膨らませる。


毎日新聞記事20250608 Full Text

All BTS Members To Finish Military Service By June 2025: Written by Filmfare Updated on May 16, 2025,

BTS fans around the world are counting down days, the military discharge dates for all seven members of the iconic K-pop group have finally been revealed, setting the stage for a much-anticipated reunion in 2025. Since beginning their mandatory service between late 2022 and 2023, the members have temporarily stepped back from group activities, but the light at the end of the tunnel is now clearly in sight.

Tae Hyung

BTS member V is set to be discharged from military service soon, with fans preparing warm welcomes as other members also approach their discharge dates.

除隊

BTS RM・V 除隊後初コメント 알엠·뷔(방탄소년단) Discharged from the military【FULL】

June.10th, Discharged.   

TaeHyung かわいい

6/11除隊の2人
Jimin かわいい

名探偵コナン』を披露した理由を次のように話しました。


RM:  当然、笑わせようと思ったから。笑いがない世の中じゃないですか?

自分には“2つの自我”があり、堅く堂々としている自我と、イタズラ心で人を笑わせたい自我が共存しています。
それで笑わせようとしたので、笑ってもらえたならいいな、楽しんでもらえたならいいなって。みなさんの知っている曲はあまり弾けず、コナンにしました。コナンはイベントで演奏したことがあったんですが、それを覚えていて。

自身の中に“2つの自我”があり、人を笑わせたい自我が『名探偵コナン』を選曲させたと、真実を明かしたRMさん。
謎が解けたファン達からは「さすがサックスモンスター!」,「笑わせようなんてめっちゃ愛おしすぎる!」
などとコメントが寄せられていました。

Jungkook, along with three other bandmates, were discharged from mandatory military service this week, prompting fan frenzy and increasing anticipation for a possible comeback.  

All seven BTS members are set to be discharged from the military by the end of this month and their agency Hybe has hinted at a reunion.

They went on hiatus in 2022 at the height of their global fame.

Hundreds of fans, some of whom flew in from overseas, had gathered in front of Hybe’s headquarters to celebrate their idols’ return.

Many of them were dressed in purple, BTS’s signature colour, and carried large banners and photographs of the band.

Jungkook thanked fans for travelling to see him, adding that he was “a bit embarrassed” after not being in front of cameras for a while.

“I didn’t even put on makeup,” he said.

South Korea requires all able-bodied men aged 18 to 28 to serve for about two years in the military.

Exceptions are sometimes made for Olympic medallists and classical musicians.

Before BTS enlisted, South Korea saw furious debate over whether or not they should be allowed to skip the service, with some arguing that they had already served their country by earning it billions of dollars, and that it would be more beneficial to allow them to carry on doing so.

The band had previously won a deferral in 2020, when the nation’s parliament passed a bill allowing them to delay their duties until the age of 30.

In 2022, the oldest member of BTS, Jin, enlisted, and the others followed suit.


BTS RMとVの挨拶ほぼ全文
RM: こんにちは。
今日除隊した15師団本部軍部隊軍楽隊所属の兵長、キム·ナムジュンです。お会いできて嬉しいです。ついに除隊したんですが、正直僕たちが今、一番短い軍服務をしているじゃないですか。V: そうですね。

RM: それで一番短い軍服務をして、また生活環境もかなり良くなったんですが、もう(軍隊に)行って、遅い年齢で(軍隊に)行って、正直に苦しくて大変なことも多かったですが、私たちが活動する間に多くの方々が私たちの代わりに国を守ってくれていることを感じるようになりました。 V: そうですね。

RM: 私たちが活動する間、多くの方々が前方と後方で国を守ってくれて、また戦ってくれたから、私たちが活動できたということをもう一度感じました。 そして、実は(軍隊に)来て、父と友達とすごく仲良くなりました。 既に軍隊を経験してきた方が多くて。 V: そうですね。

RM: 周りの軍除隊者の方々ともっと親しくなれた、意味深い時間だったと思います。
今残っている(私の)後任たちがとても心配ですが、少しだけ耐えて、また社会に出て元気な姿で会えたらと思います。
そしてARMY(ファン)の皆さんに、待ってくださったこと、感謝を申し上げたいです。
また来て、社会BTSのRMとしてかっこよく走りたいと思います。
面倒を見てくださって、待ってくださった、すべての方々にとても感謝します。 ありがとうございます。

V: おはようございます 第2軍団直轄部隊双龍特任隊の兵長キム・テヒョン、除隊を命じられました。
私は軍隊に来てから、体と心をもう一度考え直す、そんな時期だったと思います。
そして、私は今、自分の体と心を作り直したし、一日でも早くARMYたちのところに駆けつけたいです。
このように軍隊(除隊)を待ってくださったARMYの皆さんに本当に感謝していると、心から本当に感謝していると言いたいです。 もう少し待ってくだされば、 僕たちが本当にかっこいいステージをもって戻ってきます。
そしてキム・ナムジュン兵長も言った通り、部隊で私をたくさん気遣ってくださった幹部の方々、そして勇士たちがまだ残っていますが、怪我をせず、安全に訓練して無事に除隊してほしいです。
本当に双龍軍事警察対テロ特任隊の幹部と勇士たち、よく面倒を見てくださって本当に感謝しています。 私は社会に出て良い、本当に素敵な人として頑張ります。 ありがとうございます。


Q.一番したいことは?

RM: 同じだと思いますが、舞台公演が一番、公演が一番したいです。 早くアルバムを頑張って作って、 ステージに復帰したいと思います。V: そうですね。

RM: 部隊復帰ではなく、舞台復帰します。V: ありがとうございます。

RM: 今日は忙しい時間を割いてくださって、貴重な歩みをしてくださって、本当にありがとうございます。またBTSのRMとVとしてご挨拶したいと思います。

V: どうぞ宜しくお願いします。
ありがとうございます。


明日2025年6月11日には、ジミンさん と ジョングクさんが除隊予定。
さらに6月21日には、SUGAさんの除隊を控えているため、BTSは今月中に7人の完全体に。その後の本格的な音楽活動に、世界中のファンの熱気が高まっています。


Love BTS!

Top Pageへ

<ピアノ三重奏曲ハ短調>

ヨセフ・スク作曲 管弦楽組曲《りんごの木の下で》作品20

英語(English)Orchestral Suite “Under the Apple Tree”, Op. 20 by Josef Suk

ドイツ語(German)Orchestersuite „Unter dem Apfelbaum“, op. 20 von Josef Suk

「曲の構成や背景について」

ヨセフ・スク(Josef Suk, 1874–1935)の管弦楽組曲《りんごの木の下で》(原題:Pod jabloní、英題:Under the Apple Tree、作品20)は、チェコの詩人ユリウス・ゼイヤー(Julius Zeyer)の劇的伝説に基づく付随音楽として1900年から1901年にかけて作曲されました。en.wikipedia.org

この作品は、ゼイヤーの戯曲『りんごの木の下で』のために書かれた付随音楽であり、スクの師であり義父でもあるアントニン・ドヴォルザークの影響を受けつつ、独自のロマン主義的な作風を展開しています。


🎼 曲の構成

この組曲は、以下の5つの楽章から構成されています:

  1. 序奏(Introduction)
    劇の幕開けを告げる静謐で幻想的な導入部。
  2. 青い川よ(You Blue River)
    叙情的な旋律が特徴的な楽章で、ソプラノ独唱が加わります。
  3. バッカナール(Bacchanale)
    活気に満ちた舞曲風の楽章で、祝祭的な雰囲気を醸し出します。
  4. 暗い影が落ちた(Dark Shadow Fell)
    劇的な転換点を示す楽章で、緊張感が高まります。
  5. エピローグ(Epilogue)
    物語の終焉を穏やかに締めくくる楽章。

Josef Suk : Under the Apple-Tree, selections from the incidental music Op. 20 (1900-01 rev. 1911-12)

Under the Apple Tree. Suite from the music to Julius Zeyer´s dramatic legend, Op. 20 – Song of Danica Dark shadow fell”” · Josef Suk · Libor Pešek

Under the Apple Tree. Suite from the music to Julius Zeyer´s dramatic legend, Op. 20 – Song of…
Suk: Asrael Symphony in C Minor, Op. 27 – 1. Andante sostenuto

<ピアノ三重奏曲ハ短調>  

ヨゼフ・スーク – Josef Suk II (1874-1935)  :ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 2  Piano Trio in C Minor, Op. 2

これを聴いてSukを知った。
Trio for Piano, Violin and Cello in C minor, Op. 2 – Allegro

Top Page

These are for Sat Salon

野ばら

Heidenröslein – Franz Schubert

Heidenroslein  Op.3-3 D 257  野ばら  

詩: ゲーテ (Johann Wolfgang von Goethe,1749-1832) ドイツ Heidenroslein (1771)
曲: シューベルト (Franz Peter Schubert,1797-1828)  歌詞言語: ドイツ語


Sah ein Knab’ ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
War so jung und morgenschön,
Lief er schnell es nah zu sehn,
Sah’s mit vielen Freuden.

Röslein,Röslein,Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.


Knabe sprach: ich breche dich,
Röslein auf der Heiden!
Röslein sprach: ich steche dich,
Daß du ewig denkst an mich,
Und ich will’s nicht leiden.

Röslein,Röslein,Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.


Und der wilde Knabe brach
’s Röslein auf der Heiden;
Röslein wehrte sich und stach,
Half ihr doch kein Weh und Ach,
Mußt es eben leiden.

Röslein,Röslein,Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.
若い男が見かけた、一本のバラが咲いているのを
荒れ野に咲く野バラを
とても若くてキレイだったもんだから
もっと近くで見ようと駆け寄って
そいつは嬉しさ一杯にバラを眺めまわした

バラよ バラよ 赤いバラ
荒れ野の上に咲いたバラ


ヤツは言った 「お前を摘みとってやるぜ
荒れ野に咲く野バラよ!」
バラは答えた 「摘むならトゲで刺すわ
あんたが永遠に責任とってくれるように
そしてあたしがそれで苦しむことのないように」

バラよ バラよ 赤いバラ
荒れ野の上に咲いたバラ


それでも野蛮な男は摘み取ってしまった。
荒れ野に咲く野バラを
野バラは精一杯抵抗して刺したけれど
嘆き叫びも役に立たず
されるがままにしかならなかった。

バラよ バラよ 赤いバラ
荒れ野の上に咲いたバラ

野ばら FisherDieskau
伴奏ピアノ Slow
野ばら by me(〇)
小川明子アルト

FisherDieskau:ヘ長調(F dur ) fがド Aから歌っている。<伴奏ピアノ、私も同じ。>

小川さん:変ホ長調( Es dur) Efがド Gから歌っている

Werner Heidenroselein Score


https://youtu.be/SXMcT9fd3Do?si=RAEkzvBJwh9AuXnC H.ウェルナー Heidenroslein Heinrich Werner ピアノ ハ長調(ミから_低い)

————-

Heidenröslein (野ばら) von Heinrich Werner
野ばら・ウェルナー(カラオケ)変ホ長調(E♭メジャー)

 セレナーデ

♪Schubert Ständchen (Serenade)

Standchen Piano
4. Ständchenセレナーデ

Leise flehen meine Lieder
Durch Nacht zu dir;
In die stillen Hain hernieder,
Liebchen, komm zu mir!

Flüsternd schlanke Wipfel rauschen
In des Mondes Licht;
Des Verräters feindlich Lauschen
Fürchte, holde, nicht.

Hörst die Nachtigallen schlagen?
Ach! sie flehen dich,
Mit der Töne süßen Klagen
Flehen sie für mich.

Sie verstehn des Busens Sehnen,
Kennen Liebesschmerz,
Rühren mit den Silbertönen
Jedes weiche Herz.

Laß auch die Brust bewegen
Liebchen, höre mich!
Bebend harr' ich dir entgegen!
Komm, beglücke mich!
Leise flehen meine Lieder
Durch die Nacht zu dir;
In den stillen Hain hernieder,
Liebchen, komm zu mir!
私の歌がそっと願いを込める
夜をつうじて 君に
静かな森に下りてきて
愛しい人よ、私のもとに来てくれ!
leise 小さい、静かな、かすかな
flehen 嘆願する Lied 歌
durch 英:through
still 静かな、穏やかな Hain 小さな森
hernieder 下へ
Liebchen 恋しい人、かわいい人
Flüsternd schlanke Wipfel rauschen
In des Mondes Licht;
Des Verräters feindlich Lauschen
Fürchte, Holde, nicht.
細い枝先がささやくように
音を立てている
月の光の中で
裏切者が敵意を持って
聞き耳を立てていることを
怖がらないで、かわいい人よ
flüstern ささやく schlank ほっそりした
Wipfel 梢(枝の先)
rauschen ざわざわと音を立てる
Verräter 裏切者
feindlich 敵意のある、敵の
lauschen 耳を傾ける、盗み聞きする
fürchten 恐れる、心配する
Holde かわいい人
Hörst die Nachtigallen schlagen?
Ach! sie flehen dich,
Mit der Töne süßen Klagen
Flehen sie für mich.
ナイチンゲールが鳴くのが
聞こえるよね
ああ!彼らも君にお願いを
している
甘く心に訴える音色で
彼らは私のためにお願いしている
hören 聞く、聞こえる
Nachtigall ナイチンゲール(鳥)
schlagen 打つ、鳴く
flehen 嘆願する、懇願する
Ton 音、響き
süß 甘い、心地よい Klage 嘆き、訴え
Sie verstehn des Busens Sehnen,
Kennen Liebesschmerz,
Rühren mit den Silbertönen
Jedes weiche Herz.
彼ら(ナイチンゲール)は
胸のあこがれがわかるんだ
愛の痛みを知っているんだ
彼らは銀色の音色で心を動かす
皆の優しい心を
verstehen 理解する、わかる
Busen 胸、気持ち
sehnen あこがれる kennen 知っている
rühren 感動させる、胸を打つ
Silbertönen
jeder 英:each,every
weiche 柔らかい、優しい
Laß auch dir die Brust bewegen,
Liebchen, höre mich!
Bebend harr’ ich dir entgegen!
Komm, beglücke mich!
君も心を開いてほしい
愛しい人よ、
私の言うことを聞いてくれ!
震えながら私は君を
待ち焦がれているんだ!
来てくれ、私を幸せにしてくれ!
auch ~もまた Brust 胸
bewegen 動かす、心を動かす
Liebchen 恋しい人、かわいい人
hören 聞く、聞こえる
beben 揺れる、震える
harren 待ち焦がれる
entgegen ~に向かって
beglücken 喜ばせる、幸福にする
Ständchen – Schwanengesang – Low/Medium voices – Schubert

Top Pageへ

6月は紫陽花ユリ花菖蒲の季節だ。(No49_6/1, No.50_6/5, No.51_6/7 and )

どんな花々が私を楽しませてくれるだろうか?6/1は紫陽花が咲きそろい始めていた。でも、舗道に大きくはみ出している花は私にとっては要注意・恐怖だ。足元の草取り後の枯れ草や石ころ、いろんな「障害」物にも注意して歩行技術の向上を図ろう!

6/1

6/5(木まだまだ爽やかな天気が続く。今日は風があったが一歩づつ一歩づつ・・・ベンチまで歩いた。途中「エイッ!」の気合で。花壇散歩の回数が50回となった!めでたい。


🌸 6/7 めでたい51回目の散歩!ただし、強風で途中棄権。薔薇、紫陽花、ユリ、コスモスが共存。

光則寺2018ごろ

瀬戸

瀬戸神社5/31

光則寺

光則寺

光則寺の山紫陽花が見頃-2025「今日の鎌倉」より

heim

🌸Hem花壇Walk‗中庭ベンチまで

🌺(鎌倉の紫陽花)6/12ごろ  素晴らしい! Kumi Simonも明月院を観てきたとか。

2024年からスーパー等の店頭の米の値段が跳ね上がっている。あまり米を多く食べるわけではないので直接の痛みは感じないけど「何だ、この異常さは?」と疑問が湧く。日本の米は絶対量が不足しているのでは?と。

百姓一揆

2040年、恐怖の未来予想図 米が食べられなくなる日 落ち続ける生産力 「ミサイル買ってる場合か」毎日新聞2025/5/15 

 Full Text

 米が少ない。そして高い。スーパーの棚には、つい最近までさまざまな銘柄の米袋が彩り豊かに積まれていたのに、今はお寒い限りである。「お1人様1点限り」の張り紙はもう見慣れた。10年後、20年後、私たちは米を食べられるのか? 恐怖の「未来予想図」を考えた。
 のっけから厳しい話をしなければならない。未来どころか、この夏の話である。
 「夏には昨年以上の米不足に陥る可能性が高いんです」と暗い顔で切り出すのは、元農林水産官僚で東京大特任教授の鈴木宣弘さんである。 「4月末に農水省が発表した確報によると、3月末の民間の主食米の在庫は179万トンでした。これは『令和の米騒動』が始まった昨年の3月末よりさらに35万トンも少ないのです。日本の米の消費量は1カ月でざっくり60万トンですが……」   Full Text

記事の内容を表にしてみた。我ながらGood Idea! わかりやすい!

昨年の3月末民間の主食米の在庫214万トン (179+35万トン) 
今年3月末の民間の主食米の在庫  179万トン3月分しかない!
日本の米の消費量は1カ月でざっくり60万トン60万トン*12月=720万トン 

24年産米の収穫量679万トン 
24.7月~25.6月の1年間の需要674万トン 需給はギリギリ
昨年(23.7月~24.6月)需要実績705万トン 
今年の見込み705 今年はさらに米が足りなくなる

日本の米農家 「農林業センサス」20年
1970年466万戸 
2020年70万戸15%に
基幹的農業従事者)の平均年齢は69歳で(置賜地方) 「多数(約9割)の小規模・高齢の米農家の離農が見込まれる」

2025/6/11
2020年の 米農家の基幹的農業従事者85万人
2040年の予測    〃30万人
「米穀流通2040ビジョン」35%に

2040年の米の需要量(全米販)375万トン 
  〃  生産可能量 ( 〃 )363万トン-12万トン
2040年の米の需要量(農水省)493万トン-130万トン
しんぶん赤旗 2025/6/11

備蓄米

「備蓄米」では下がらないコメ価格 本気で下げる方法は一つ    Full Text

 なぜコメは高騰しているのか。昨年の夏から1年近く取材をしてきて、本当の答えが分かった気がする。
 「コメを買ったことはありません。まさに売るほどあります」。農相だった江藤拓氏が5月半ば、大勢の人を前に平然と言い放った言葉だ。
 育ち盛りの息子に「おかわり」をさせられないとうつむく母親。5キロ入りのコメを買えず、2キロ入りでしのごうとするお年寄り。学生におなかいっぱい食べさせたいがこれ以上は提供できない、と涙ぐむ食堂経営者……。
 こうした一人一人の苦しみを、コメ行政のトップが我がこととして切実に感じていなかった。これこそが異常な米価が放置された本質的な原因だと言えよう。(短絡的すぎないか?)

今も続く減反政策 やめるしかない
そこまで踏み切る覚悟があるかは今後の注目ポイントになる。だが何をおいても、まず策を講じるべきなのは国産米の供給量を増やすことだ。事実上 50 年以上続く減反政策は、もうやめるしかない。

6/14老舗米穀店主が見た流通の崩壊

昨年夏から需給逼迫
 私は祖父、父に次ぐ3代目の社長で、近年は農家から250トン、卸売業者から50トンを仕入れ、年間300トンを取り扱ってきた。しかし、2024年3月ごろから卸売業者、小売業者がコメを融通し合う需給調整が停滞するようになった。コメの絶対量が不足し、24年夏ごろからは卸売業者からコメが回ってこなくなり、急激に需給は逼迫した。
 これまで大きな価格決定権を持っていた大手スーパーの存在感が薄れ、これまで取引のなかったバイヤーに農家が直接コメを売るケースが急増した。24年産は値段が上がりすぎたため、通常のルートでは買わない業者が増え、従来の流通の秩序も崩れてしまった。

Full TEXT

ふるさとの秋 2020 「紅葉の裏磐梯へ」も

Top Pageへ