Eri Nakamura, R.Strauss, May ’19
いちばん好きなソプラノ中村恵理さんが出演するので、行ってきました。今回はシュトラウスのドラマチックな作品5曲。濃いブルーの落ち着いたドレス、繊細な低音、中音、豊かに響く高音。とても感動的な歌唱でした。

2019年5月6日(月・休) 開演15:30
指揮:エド・デ・ワールト
Conductor : Edo de Waart
ソプラノ:中村恵理
Soprano : Eri Nakamura
曲目
ブラームス:悲劇的序曲作品81
Brahms:Tragic Overture
R.シュトラウス:「献呈」 作品10-1
「あすの朝」 作品27-4
歌劇「インテルメッツォ」作品72~4つの交響的間奏曲から第2曲「暖炉の前の夢想」
「憩え、わが魂」作品27-1
「解き放たれて」作品39-4
「チェチーリエ」 作品27-2
R.Strauss : “Zueignung” op.10-1
“Morgen” op.27-4
4 Symphonic Interludes from “Intermezzo”, opera op.72 ~ No.2 “Träumerei am Kamin”
“Ruhe, mein Seele!” op.27-1
“Befreit” op.39-4
“Cäcilie” op.27-2
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
Brahms : Symphony No.2 D major op.73
エド・デ・ワールト さんは、フツーの人のように思いました。ブラームスの曲は良かったけど・・。アンコールのハンガリー舞曲では、急テンポの演奏についていっていない人がいた?N響なのでそんなことはないと思うけど、座席が最前列・左だったからそう聞こえたのでしょうか?
渋谷は大変な混雑でした。
薔薇のイギリス館コンサート
4/27に続いての歌のステージ。こちらは勉強中の歌を”歌うだけ”・・・のはず、だけど、そうはいかない。それなりに練習し、緊張し、でも歌うことを楽しんでがんばりました。2回のリハーサルでは失敗続き、どうなることやらとも思いましたが”本番に強い”特技を生かして(?) 無事楽しく乗り切りました。Kumi, Mari, Sarahの家族が応援してくれたのも大いに力になりました。ありがとう!
イギリス館は薔薇や小さな花々が美しく、良く晴れたいい日でした。(帰りには土砂降りに遭遇しましたが・・・)
Rose Garden
Deh vieni alla finestra
Aria di Zerlina
Deh vieni alla finestra & Aria di Zerlina
Video, taken by Kumi
発表会は、これまでは10人ぐらいの出演者でホソボソとやっていたとのこと。今回は観客も出演者も多く、大いに盛り上がりました。発表会のあと、外へ出たら急な雨に。タクシーでランドマークタワーまで移動しお茶して帰りました。
Top Pageへ
♪Ideale/ Tosti
理想の人// フランチェスコ・パオロ・トスティ(Francesco Paolo Tosti, 1846年~1916年)1882年に作曲。詩はカルメロ・エッリーコ(Carmelo Errico, 1848年~1892年)
Io ti seguii come iride di pace
lungo le vie del cielo:
Io ti seguii come un’amica face
de la notte nel velo.
E ti sentii ne la luce,ne l’aria,
nel profumo dei fiori;
e fu piena la stanza solitaria
di te,dei tuoi splendori.
In te rapito,al suon de la tua voce,
lungamente sognai;
e de la terra ogni affanno,ogni croce,
in quel giorno scordai
Torna,caro ideal,torna un istante
a sorridermi ancora;
e a me risplenderà nel tuo sembiante
una novell’aurora.
♬ 私は平和の虹のような君を追った 空への道に沿った 私は親しいともしびのような君を追った ヴェールに包まれた夜の
♬ そして君を感じた 光の中に、空気の中に 花々の香りの中に
そして孤独な部屋はいっぱいになった 君で、君の輝きで。
♬ 私は君にうっとりし、君の声の響きを 長い間 夢見ていた
そしてこの世界のどんな苦悩も、どんな苦難も その日に忘れた
♬ 戻って来ておくれ、愛しい理想の女よ、たった一瞬でも戻って来ておくれ
もう一度私に微笑むために そうしたら私にまた輝くだろう、君の姿の中に
新しい暁が。

seguire/追う
iride/虹
lungo/沿って
face/ともしび
velo/ヴェール
sentire/感じる
profumo/香り
stanza/部屋
solitario/孤独な
splendore/輝き
Luciano Pavarotti sings Ideale by Tosti – 1978
rapire/うっとりさせる
sognare/夢見る
affanno/苦悩
croce/苦難
scordare/忘れる
Tornare/戻る
istante/一瞬
sorridere/微笑む
risplendere/再び輝く
sembiante/姿
aurora/暁
바리톤 최현수バリトンチェヒョンス Tosti (토스티) 가곡집歌曲集 12곡 7:50 Ideale (이상의 여인)
忘れな草の歌/チェスクヨウン作詞、キム・ソンヘ作曲/テノールギムスンジク 물망초의 노래/최숙영 작사, 김성혜 작곡/테너 김승직
<理想の人>とは関係ないけど、偶然発見した韓国人歌手チェヒョンスの、西洋の人にはない暖かく豊かな美声に感動して出会った、別の韓国人歌手の曲も載せておこう!
♪Non ti scordar di me/ Curtis
Non ti scordar di me (勿忘草)- Curtis クルティス
Ernst Marischka 作詞、Ernesto de Curtis 作曲
1935年のイタリア映画「忘れな草」の主題歌。
忘れな草(Non Ti Scordar Di Me) Ferruccio Tagliavini 歌
Pavarotti – Non ti Scordar di me (Central Park Concert)
Partirono le rondini
dal mio paese freddo e senza sole
cercando primavere di viole,
nidi d’amore e di felicita.
La mia piccola rondine parti
senza lasciarmi un bacio,
senza un addio parti.
Non ti scordar di me:
la vita mia legata e’ a te.
Io t’amo sempre piu,
nel sogno mio rimani tu.
Non ti scordar di me:
la vita mia legata e’ a te.
C’e sempre un nido
nel mio cor per te,
Non ti scordar di me…
ツバメ達が去っていく 寒く日のささないこの地から 愛と幸せの巣と春の花々を探して
私の可愛いツバメは去っていった 別れのキスもなく さよならの挨拶もなしに
私を忘れないで 君こそが我が人生 いつまでも愛し続けるよ 夢の中に君はいるから
私を忘れないで 君こそが我が人生 愛の巣は心の中に 私を忘れないで
partire/出発する、去る、離れる
rondine/ツバメ
mio/私の
paese/村・国・地域
freddo/寒い・冷たい
senza/~なしで
sole/太陽・日光
cercare/探す
primavera/春
viola/スミレ
nido/巣
amore/愛
felicità/幸せ・喜び
partire/出発する、去る、離れる
piccolo/小さい
rondine/ツバメ
senza/~なしで
lasciare/残す、去る、与える(=leave)
addio/別れ、さようなら
scordare/忘れる
scordarsi/(~をdi)忘れる
vita/いのち・人生
sempre/いつも
più/もっと多く
sempre più/よりいっそう
sogno/夢
rimanere/とどまる、~のままである
scordare/忘れる
scordarsi/(~をdi)忘れる
vita/いのち・人生
sempre/いつも
nido/巣
core/心・心臓
per(=for)
♪Già il sole dal Gange/ A.Scarlatti
「Già il sole dal Gange(陽はすでにガンジス川から)」は、オペラ「L’honesta negli amori(愛の誠)」の中のアリアで、アレッサンドロ・スカルラッティ(Alessandro Scarlatti, 1660-1725)によって作曲されました。
ガンジス川から昇った太陽の光が、露にきらめき草木を照らす情景を、躍動感あふれる旋律で活き活きと歌い上げています。17世紀のイタリア人は、太陽が昇るときは「東方」に位置するインドのガンジス川から昇るのだと考えていました。この詩には、大きな憧れ、夢、希望がこめられているのです。
Gia il sole dal Gange – Cecilia Bartoli
Già il sole dal Gange 岡田麻里(Sop)、近藤花加(Pf)
美声、疾走感‼️
Già il sole dal Gange 太陽はガンジス川から
Alessandro Scarlatti (1660~1725):作曲
Felice Parnasso:作詞
Già il sole dal Gange
più chiaro sfavilla
e terge ogni stilla
dell’alba, che piange.
Col raggio dorato
ingemma ogni stelo
e gli astri del cielo
dipinge nel prato.
すでに、ガンジス川から太陽は昇り、
一段と輝きを増し、夜露を一つ一つ磨き上げている
太陽の金色の光は、あらゆる草木を輝かせ、
草原一面、星屑を撒いたようだ
🌸”Petit Fleur” and Flower Concert
4カ月の練習を経て、ようやくたどり着いたコンサート。にわかづくりのグループなのでバラバラだったり、「もっとこうしたら・・・」はあったけど、春の香りを届けることができたかなぁと思う。それに何よりも、プロの演奏家のすばらしい演奏があった!!「 花香るコンサート会場に身をおくことができ、爽やかなひと時を過ごす ことができました。」とのお便りもあった。
一緒に演奏したプロの方からも「プチ・フレールの皆様の演奏、とても良かったです‼︎ 異なる言語の曲を原語で歌われていらっしゃり、それもとても素晴らしかったです。」 とも。自分なりに挑戦し、努力し楽しんだので大満足、楽しかった。そして有料の演奏会に出演した記念の日。
この演奏会の制作者・ソプラノしもざき響子さん、八面六臂の大活躍。どんな困難にも負けず、めげず、頑張りぬきました。敬服しました。
ステージ写真もあとから集まりつつあります(6/3)
♫ 2019 New Phase 2 (Petit Fleur)
妙本寺のさくらと海棠, 2019
3/30 土曜日、さくらと海棠が一緒に咲いているという妙本寺へ。海棠が満開だった。桜も8分咲きぐらい、こんな年は珍しい。そのあと「井川」というコーヒー屋さんでお茶、グアテマラ・コーヒーの美味しかったこと! 最後に、駅に向かうために通り過ぎるだけと思って入った大巧寺は、利休梅、マンサク、ヒメコブシ。 でも、そのあとに見たあの椿の赤(銅・紅)の見事さにはびっくり。私の”定点観測”地点なのに…、知らなかった。
海棠
枝垂桜、山吹や三つ葉葵、木瓜なども
路地の日本すみれ
大巧寺、おんめさまの美しい庭!
そして、見度とな椿