♬Barcarolle;my favorites

「城ヶ島の雨」をピアノで弾いているとこれぞ日本の「舟歌」・・と思う。そこで、私の好きな舟歌を集めてみようと思う。

まずはショパン

舟歌 嬰ヘ長調 Op. 60 津田裕也
Mao Fujita – Chopin Barcarolle Op.60
Chopin: Scherzi; Berceuse; Barcarolle
1991 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin

次は、オペラの「ホフマンの舟歌」

Anna Netrebko & Elīna Garanča – Offenbach: Les Contes d’Hoffmann: Barcarolle

「城ヶ島の雨」

城ヶ島の雨 (歌詞つき) 鮫島有美子

チャイコフスキー『四季』より6月「舟歌」

P. TCHAIKOVSKY “BARCAROLLE” – MARTHA ARGERICH

Santa Lucia!

Tenor: Alfie Boe
Orchestra: Royal Philharmonic Orchestra
Jose Carreras , “Santa Lucia”

「舟歌」じゃないけど入れておこう。

信時潔 作曲 「丹沢」 作詞 清水 重道

世界中に「Barcarolle」「舟歌」と呼ばれる楽曲が数多くありますが、ショパンのBarcarolle、イタリア民謡サンタルチア、日本の「城ヶ島の雨」のほかにどんな曲がありますか?歌謡曲は入れないでください。


ChatGPT:
「Barcarolle(舟歌)」は、元々ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの歌に由来するリズム(6/8拍子や12/8拍子などの揺れるようなリズム)を特徴とする楽曲ジャンルで、19世紀を中心に多くのクラシック音楽作曲家たちがこのスタイルを採用しました。以下に、ショパンや「サンタ・ルチア」「城ヶ島の雨」以外の代表的な「Barcarolle」「舟歌」と名のつく(または舟歌スタイルの)作品を紹介します(歌謡曲を除外):

  1. ジャック・オッフェンバック:『ホフマン物語』より「バルカロール」
    原題:「Belle nuit, ô nuit d’amour」 歌劇中の有名な二重唱。おそらく世界で最も知られたバルカロール。
  2. ガブリエル・フォーレ:バルカロール集(全13曲)
    ピアノ独奏曲。第1番から第13番まであり、フォーレの作風の変遷をたどれる名シリーズ。 特に第1番、第6番、第11番などがよく演奏されます。
  3. カミーユ・サン=サーンス:バルカロール Op.108(ピアノとチェロ)
    美しい舟歌スタイルの室内楽曲。
  4. クライスラー:バルカロール(ヴァイオリンとピアノ)
    エレガントで甘美な小品。
  5. チャイコフスキー:『四季』より6月「舟歌」
    ロシア語タイトルは「Баркарола」。甘く憂愁を帯びたピアノ曲。
  6. ルービンシュタイン:バルカロール Op.50 No.1
    ロマン派のピアノ小品として優れた例。
  7. アルフレート・グリュンフェルト:バルカロール
    ウィーン風の軽妙なサロン音楽。
  8. フランツ・リスト:ヴェネツィアとナポリ(巡礼の年 第2年補遺)より「舟歌」
    特に「Gondoliera」「Canzone」「Tarantella」の3曲がセットになっており、1曲目「Gondoliera」は舟歌の典型。
  9. エドヴァルド・グリーグ:叙情小品集 第3集 Op.43より第1曲「舟歌」
    北欧的な抒情に満ちたピアノ曲。
  10. シャブリエ:舟歌(Barcarolle)
    ピアノ小品。軽快でエスプリの効いたフランス風舟歌。

ご希望に沿って、歌謡曲・ポピュラーソングを除き、クラシック音楽・民謡系のみをご紹介しました。
他にも「Barcarolle」とは名乗っていないが舟歌の形式を取る曲もあります。ほかにも特定の楽器や作曲家に焦点をあてた舟歌を知りたいですか?

あなた: 世界の民謡・フォークソングの中にもありましたら教えてください。

ChatGPT:
はい、世界の民謡・フォークソングの中にも「舟歌(Barcarolle)」的な性格を持つ、あるいは水上・漁労・航行に関係する曲で、ゆったりとした揺れるリズムを持つものがいくつかあります。以下にいくつか代表例を紹介します。


イタリア
「サンタ・ルチア」(Napoli民謡) ご存じの通り、ヴェネツィアではなくナポリ由来ですが、世界的な舟歌の代表。

●「Voga, voga, gondolier」(ヴェネツィア民謡) 「漕げ、漕げ、ゴンドリエーレ」という意味の、典型的なゴンドラ漕ぎの舟歌。

ロシア
「ヴォルガの舟曳き歌」(Эй, ухнем / The Song of the Volga Boatmen) 正確には舟「曳き」歌(舟を川岸から引っ張る労働歌)ですが、重々しく揺れるリズムと舟に関する内容で、広義の「舟歌」として扱われることがあります。

スコットランド
●「Skye Boat Song(スカイ・ボート・ソング)」 チャールズ・エドワード王子がスカイ島へ逃れる場面を歌ったボート・ソング。ゆったりとしたリズムと海をテーマにした美しい旋律が特徴。


フィンランド
●「Veneellä」(直訳:小舟にて) フィンランド民謡に見られる舟漕ぎや水辺生活に基づく歌。特にカレリア地方などでは舟と密接な生活文化があったため、舟に関する民謡が豊富。

中国
「採茶扑蝶」や「採蓮曲」など水辺・小舟の情景を描いた江南地方の民謡 明確に「舟歌」とは言わないことが多いですが、舟に乗って歌われたとされるものがあり、6/8拍子などゆれるリズムも使われます。

アメリカ(黒人霊歌・労働歌)
●「Michael, Row the Boat Ashore」 ゴスペル/霊歌ですが、舟漕ぎのリズムを持つ代表的な曲。民謡的に扱われることも多い。

日本(追加)
●「竹田の子守唄」や「五木の子守唄」なども舟歌と同じ6/8拍子で、揺れるリズム  舟に直接関係はないものの、舟歌的リズムの代表的な日本民謡。


舟歌の形式は、その土地の舟の用途(交通・漁・運搬など)により変わりますが、世界中の水上文化圏に共通して見られるスタイルです。他の地域(中東、アフリカ、アジアの特定地域など)に特化して調べることも可能です。特定の地域に関心はありますか?

あなた:
韓国の歌曲・民謡の中にもありますか?


ChatGPT:
はい、韓国の歌曲・民謡の中にも、舟歌的な性格をもつ楽曲がいくつか存在します。韓国も三方を海に囲まれ、多くの河川があるため、水運・漁業に関連した歌が古くから伝わっています。以下に代表的な例を挙げます。

韓国の民謡・伝統歌曲に見られる「舟歌」的楽曲  

  1. 배 띄워라(ペ ティウォラ / 舟を出せ)  直訳:舟を出せ  内容:舟を漕ぎ出す情景を歌った民謡。リズム:ゆったりとした拍子で、まさに「舟歌」の典型的リズム。  背景:西南部の全羅道地方を中心に伝わる。子守唄風にも歌われる。
  2. 노 젓는 소리(ノ ジョンヌン ソリ / 櫓漕ぎの歌)
    直訳:「櫓を漕ぐ音」または「櫓漕ぎの歌」   特徴:舟を漕ぐリズムを模したリズムと旋律を持つ。 背景:慶尚道などの沿岸地域に伝わる漁業民謡に近い。
  3. 강강술래(カンガンスレ)
    直訳:河辺の踊り(直訳では舟に関係ありません)

  1. 아리랑(アリラン) – 舟歌ではないが…
    日本の「五木の子守唄」同様に、揺れるようなリズムをもつ点では舟歌的。   各地方のアリラン(江原道アリラン、珍島アリランなど)の中には、水運や舟旅に言及する歌詞を持つものもあります。

■ 韓国歌曲(芸術歌曲)では…
● 洪蘭坡(ホン・ナンパ)の歌曲
「봉선화(鳳仙花)」などは舟歌ではないが、彼の他の作品の中にはゆれるリズムと叙情的な水辺の風景を描いた作品もあります。

■ 備考
韓国では西洋音楽における「Barcarolle(舟歌)」という概念はあまり明示的に使われませんが、舟を漕ぐ情景、波のリズム、海・川の生活を描写した民謡や伝統歌曲には、明確に舟歌的な性質をもつものがあります。

ご希望があれば、具体的な楽譜や音源、地域ごとの舟歌スタイルについてもご紹介できます。もっと詳しく掘り下げてみたい地域はありますか?

あなた:
ロシアの民謡・歌曲についてもう少し知りたいです。


ChatGPT:
ロシアの民謡や歌曲は、豊かな自然、広大な土地、厳しい気候、そして農民・労働者の生活を反映しており、その中には「舟歌(Barcarolle)」的性格をもつものがいくつか存在します。以下に、ロシアの民謡・芸術歌曲の中から「舟歌」や水辺の労働、船旅に関係するものを中心に紹介します。


🇷🇺 ロシアの民謡・歌曲における舟歌的作品

  1. ヴォルガの舟曳き歌(Эй, ухнем / The Song of the Volga Boatmen)
    内容:ヴォルガ川で舟を曳く労働者たちの歌。  特徴:重々しい、低音で始まるコール&レスポンス形式。  舟歌的?:舟を「漕ぐ」ではなく「曳く」歌だが、川と舟にまつわる労働歌として世界的に有名。  西洋のクラシック編曲:グラズノフやグリンカによって編曲され、チェリストのロストロポーヴィチなども演奏。
  2. Стенька Разин(ステンカ・ラージン)
    邦題:「ステンカ・ラージンの歌」「ドン川の舟歌」など   内容:ドン川を下るコサックの首領ステンカ・ラージンが愛妾を川に投げ捨てるという叙事的歌。  特徴:舟上での物語であり、6/8拍子のゆったりしたリズムが舟歌的。大衆歌謡的でもあり、民謡と芸術歌曲の中間にあるような存在。
  3. 漁夫の歌(Песня рыбака / The Fisherman’s Song)
    内容:漁師の生活を歌ったロシア民謡。  特徴:波に揺られるような旋律とリズム。  舟歌的?:直接「舟歌」とは言われないが、漁と水辺の生活を主題にした舟歌的性質あり。
  4. Греби, греби, удалая лодка(漕げ、漕げ、勇ましき舟よ)
    内容:恋人のもとへ舟を漕いで向かう歌。  式:6/8または12/8拍子、舟歌的リズムが明確。  雰囲気:甘く憂いを帯びたロマンス風。  🇷🇺 芸術歌曲(ロマンス)に見る舟歌的表現
  5. ロシア・ロマンス(Русский романс)
    シューベルトのリートに相当する、19世紀以降のロシア歌曲で、水辺の情景や舟旅をテーマにした作品が複数存在。

例:
А. Гурилёв(グリエフ)やА. Варламов(ヴァルラーモフ)などの作曲家による舟旅・恋愛を扱った歌曲  多くは舟歌風の拍子を取り、情緒的な旋律が特徴。

🇷🇺 特徴としての「舟歌らしさ」
ロシアにおける舟歌は、ヴェネツィア風の軽快なものというよりも、次のような特徴を持ちます:

重く深いリズム感(6/8や12/8でも重厚) 叙事詩的・英雄的テーマ(ステンカ・ラージンなど) 自然と孤独感を伴う旋律 低音域を重視した声部(バス歌手向けの歌が多い)


✅ 参考にできるロシアの代表的歌手
フョードル・シャリアピン(Feodor Chaliapin):ヴォルガの舟曳き歌などで有名なバス歌手 レオニード・コーゲン(ヴァイオリンによるロシア民謡編曲) ボリス・クリストフ(バス):ロマンス・民謡の舟歌的作品多数 

もしご希望があれば、楽譜・歌詞(原語・対訳)や、具体的な音源の紹介も可能です。どの作品にもっと興味がありますか?

あなた:
シューベルト・シューマンの作品にはないでしょうか?

ChatGPT:
とても良い質問です。シューベルトやシューマンのようなドイツ・リート(歌曲)の巨匠たちの作品にも、「舟歌(Barcarolle)」というタイトルこそ少ないものの、舟や水辺、舟旅を題材にしたり、揺れるようなリズムを持つ舟歌的性格のある楽曲は存在します。


🎼 シューベルト(Franz Schubert)
■ 明確に「舟」や「川・湖」をテーマとした歌曲:

  1. Auf dem Wasser zu singen(水の上で歌う)D.774
    和訳:「水の上で歌う」  詩:シュトルク(Stolberg)  内容:湖面に浮かぶ小舟のような人生の儚さを歌う リズム:6/8拍子の舟歌風、ピアノは水面をたゆたうような分散和音  明確に舟歌的です!
  2. Der Schiffer(船頭)D.536   内容:船乗りの歌。川や運命をテーマにした勇壮な内容。 特徴:舟を漕ぐようなリズムで、ロマン派的な躍動感あり。
  3. Das Fischermädchen(漁師の娘)D.957-10(『白鳥の歌』より)
    内容:恋のたとえ話を水辺の情景に重ねる  リズム:ややワルツ風だが、柔らかく揺れる舟歌的表現あり。
  4. Der Fischer(漁師)D.225
    内容:妖精に湖へ引き込まれる漁師を描いた幻想的な歌曲  舟歌的?:直接舟ではないが、水辺の幻想世界を静かに描写。

🎼 シューマン(Robert Schumann)
シューマンはシューベルトほど舟歌的作品を多く書いていませんが、以下のような楽曲が該当します。

  1. Auf dem Rhein(ライン川の上で)Op.51-4
    内容:ライン川での舟旅の情景を描写。  特徴:ロマン派的な抒情と川のうねりを感じさせるリズム感がある。
  2. Liederkreis Op.24 / Op.39(歌曲集) 
    個別の曲の中に、水辺・川・舟旅に関連するテーマが点在。舟そのものではなく、水の流れを人生や感情の比喩として使う傾向が強い。
  3. Bunte Blätter Op.99-9「Barcarole(バルカローレ)」
    こちらは歌曲ではなくピアノ曲ですが、タイトル通り舟歌形式の短い小品です。 明確な6/8拍子で、ショパン的なバルカローレに近い印象。

✅ まとめ
作曲家 曲名 舟歌的性格 コメント
シューベルト Auf dem Wasser zu singen ◎ 明確な舟歌。旋律・伴奏ともに典型的
シューベルト Der Schiffer ○ 舟頭の歌。勇壮
シューベルト Das Fischermädchen ○ 柔らかく舟歌的
シューマン Auf dem Rhein ○ 川と舟の描写あり
シューマン Bunte Blätterより「バルカローレ」 ◎ ピアノの舟歌小品

ご希望があれば、これらの歌曲の楽譜や詩の対訳、YouTube音源リンクなどもご紹介できます。特に関心のある作品はありますか?


あなた:Auf dem Rhein(ライン川の上で)Op.51-4の音源を教えてください。

ChatGPT:
シューマンの歌曲《Auf dem Rhein(ライン川の上で)》Op.51-4の音源をいくつかご紹介します。

🎧 YouTubeでの音源
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)による演奏:
Schumann: Lieder und Gesänge II, Op. 51: No. 4, Auf dem Rhein

別の演奏者による録音:
Lieder und Gesänge, Vol. II, Op. 51: 4. Auf dem Rhein

🎼 Spotifyでの音源
シューマンの歌曲集『Lieder und Gesänge II, Op. 51』より第4曲「Auf dem Rhein」の音源:
Lieder und Gesänge II, Op. 51: 4. Auf dem Rhein (K.H. Immermann)
これらの音源を通じて、シューマンの「Auf dem Rhein」の魅力をお楽しみいただければ幸いです。

あなた:ありがとうございました。

Schubert: Auf dem Wasser zu singen, D. 774

Auf dem Wasser zu singen(水の上で歌う)D.774: 良く知ってる。


ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)による演奏:
Schumann: Lieder und Gesänge II, Op. 51: No. 4, Auf dem Rhein

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