(自力歩行へ(リハビリ_12)

<Index> 5/12 ICF planの再認識  5/13 理学リハ相談「いきいきセンター金沢」) 5/18 財団web&こもれびlife  5/20 補装具修理(若草)+下垂体  5/23 Ken’s Birthday  5/25 Ken’s visit  6/1 気になることもある日々  6/4 修理補装具で回復中  6/5 楽しやKomorebi  6/10 歩行訓練その後  6/14 RogerのYorkshier Fog  6/16 空梅雨?6/15久美来る  6/23多忙な日々  6/28「明るく生きる」  6/29-7/2多忙な日々_2

5/12  1/6の ICF Year Plan ’24 :今年に入ってからほとんど気にしていなかった。年齢に抗しつつ筋力アップを図る計画は変わらない、変えたくないの強い気持ちで日々のチェックと計画の練り直しも考えよう。(なんと前向き!♪)

ベルト二本での歩行も慣れてきた。


5/13 理学リハ相談

5/13 久しぶりの訪問理学リハ。左足の状態と補装具について相談。歩行は「あら、きれいに歩いてる」と言ってもらえたので安心。5/13は理学リハ、訪問看護、訪問診療、入浴介護サービスの超多メニューの日。この部屋の植物がこちら↓。補装具調整は「いきいきセンター金沢」へ行くようだ。若草は装具外来をやらないとのこと。⇒5/14「外来受付OK」とのこと。

「いきいきセンター金沢」

若草vsいきいき
横浜市福祉機器支援センター補装具クリニック(本局)泥亀福祉機器支援センター
開館時間:午前9時~午後5時
休館日 :月曜日、祝日、年末年始
【補装具クリニック 
毎週月曜日・金曜日午前 ※要予約】
開館時間:午前9時~午後5時
休館日 :月曜日、祝日、年末年始

5/18 財団web&こもれびlife:

YAFweb運営のことは、理事会での正式議題となり「外部委託」できちんと体制確立がされることになった。Mr.Uetの尽力による。そもそも事務局担当がウェブ管理ができないのが問題なのではなくウェブでの的確な情報発信に問題があり事業執行に支障をきたしているのが問題なのだ。私は貴重な時間と労力をかなり無駄に使ったけどここはぐっとこらえて協力することにする。5/30理事長の指示で今後の業者委託&2024私の業務協力についての支払いも含め協議中のようす。「貢献」と認識してもらえれば満足。 

こもれびlifeは快調。ベルト2本での歩行も慣れてきた。(5/18)今日は海だったかプールだったかで上手に泳げるようになった夢を見た。できなかったことができる、不思議ないい夢、正夢だといいが。きっと、普通に歩きたいという私の願望が夢になっている。家での介護ヘルパーさん、セラピストの人たちにも心から感謝の日々だ。歩行練習の動画を撮ってもらった。歩行がきれいになったような気がする。

5/18夕方は久しぶりにGTTのBBQパーティーにZoomで参加した。Teresaに会えて良かった!FBからのBarb写真借用

ダンスへの視線が微妙
出来がかなり気に入った

5/20 補装具修理 先日来の願い叶って、若草の外来へ行くことになった。うれしい。Mr.Hayasが来て状況を聞いてくれた。経緯等の詳細はこちら補装具調整’24)。(Mr.Shimの話題「脳下垂体」ホルモンと視覚障害)

下垂体とは脳の底の部分に細い茎でぶらさがっている1cmくらいの小さな器官で、鼻の付け根の奥のトルコ鞍という頭蓋骨のポケットのようなところに納まっています。頭蓋骨の底にあたる部分、すなわち頭の中で最も深いところに位置しています。全身のホルモンのコントロールセンターの役割を果たし、身体中の様々な機能を調節しています。

5/23 Ken’s Birthdayこんなにも麗しい五月に生まれたんだった!5400gの色白でかわいい男の子。「将来は女泣かせになるわね。」当時住んでた井土ヶ谷界隈の女性たちには最大級の誉め言葉だったに違いない。うれしかったものだ。51年も前だなんて!5/20夫のインプラント手術も成功で安心、気分が良い。私の歩行も少しずつ良くなる。

5/22こもれびゲーム(ペーパー積み)では久方ぶりの優勝! 

5/25 Ken’s visit

5/25 Kenが5/24夜に来てたのでこの日午前「花壇散歩。Kenは前夜友人たちとの会食だったが、主役の友人の子息の不慮の死でKenも落ち込んでいた。夜中の一時なのに親子でやや大声でその話をした。25の散歩の途中、花田さん・Ms.Chudaに遭遇。散歩は70%の出来。

6/1 気になることもある日々補装具調整・改善へまっしぐらのつもりが筋肉痛を起こしたり、思わぬ気になる出血があったり・・・・。病気なら調べればよいだけだけど。6/1のヘルパーHさんは「病気のデパート」らしく知識が豊富で笑った、話をしていたら楽しくなった。歩行練習は膝痛も出て少しずつだ。鳥取Haruちゃんは手話が楽しいと。PachincoYoutaは更生の途中「焼肉きんぐ」でしばし元気回復?みんな大変なんだ。お出かけottoからの紫陽花でしばし憩おう。


6/2(日)kenとKumiが揃ってきてくれた。体調はイマイチだったが用事をしてもらいおいしいものを食べてうれしかった。Kumiが私より「Yuzu」君を優先してるのは許せない(笑)けど、いかにも私の子どもらしい。Kiyohi氏が高機能の病気があるため老人施設への入居を断られた話に胸が締め付けられた。

6/3「思わぬ気になる出血」は爪の不具合で作った傷からだったようだ。若草看護師さんに診てもらえた(感謝!)歩行訓練も少しずつ回復中。ちょとずつやるだけだ。6/4 補装具修正後の状態はマズマズ。元気は出てきた。Kazuchanには「努力の人」と言ってもらったし、湘舎先生には俳句の添削もしてもらえた。私はやっぱり幸せな人だ。

6/5 楽しやKomorebi  水曜日のこもれび友人たちからは「先週はどうして休んだの?」の質問ラッシュ、有難かった。歩行練習は少し前進、ホールのあちこちを巡って交流、楽しかった。元気が出た。ピアノはGreen Sleavesが人気だった。帰る間際、Hirosさんが来てくれた。大事な友人Hirosさん。この日の会話は「何年ぶりかしら?」じゃなくて「色白ね」だった。Ms Onodeは「エーデルワイスの歌よね」と言ったが、私が覚えている廣瀬さんの歌は「山小屋の灯」だ。”寝てばかりいないで”元気でいてほしい。6/8 久しぶりにMatsuさんとじっくりお話。

6/10 歩行訓練その後  左脚の筋肉痛、皮膚のかぶれなどを克服し歩行は少しずつ回復、70-80%かな?指揮者山田和樹が2026年だけどベルリン・フィルの定期公演で指揮することになった。彼のの成功に乾杯! 6/11ロシア語「道」講座にKura-chanも参加してくれることになった。6/12にはSarahからも「来週末遊びに行く」との連絡あり、忙しい!

6/11 そして、やっと(ついに?)財団との2024委託業務契約が成立することになった。「Webで気づいたことがあれば(私の判断で)更新してください」との依頼(許可)もあった。財団の正式業務になったことで胸のつかえがとれた。6/12 komorebiでは外歩き決行。「スパルタ!」「歩行が良くなっている」など言われた。気分よく訓練できている。


Garden Lovers Guide


6/14 送迎バスの窓から撮影した龍華寺ジャカランタ! FBのRoger McGintyのスコットランドの風景(Yorkshier?)

Holcus, or Yorkshier fog

Holcus lanatus is a names include velvet grass and common velvet grass. Wiki

Common names include Yorkshire fogtufted grass, and meadow soft grass. or 白毛茅


6/16 空梅雨?6/15久美来る。夏のパジャマ、シャツを準備。楽しかった。来るのを忘れていたのは許そう。歩行は順調


6/17 若草「訪問リハ班」の都合でリハがなかった。折角なので自力歩行と自撮り撮影(余裕?)。 6/20こもれびカラオケに向けて「The rose」練習(30回は歌わないと)。The Roseの歌詞の最後ではいつも眼がうるむ。karaoke歌唱は頑張ったけど65点。

🌸Just remember in the winter // Far beneath the bitter snows // Lies the seed that with the sun’s love // In the spring becomes 🌺the rose

6/16夕焼け

6/23 多忙な日々 Komorebi and 自宅リハはほぼ順調。疲れすぎるとやや後退する。歩行姿勢が良くなっているらしい。6/21財団から有価証券買い替えのことで問い合わせあり。6/22 は「土曜Salon」ロシア語講座。素晴らしい会だった。10月にSachiko Produceによる第2回がある予定。楽しみすぎる。土曜日は鎌倉滞在中のJessicaも来たいとかいうので焦った。今週にしてもらった。いそがしい!Mirka Mora の本が戻ってきた。感動!今更ながらいい仕事だった。

6/24 血液検査も異常なし、市大病院も行く必要なしとのこと、うれしい。Mishヘルパーのケガが長引き心配。いろんな人が来る。歩行のWat PTは「プラスチック装具を要望してみるように」と。

6/28「明るく生きる」 Komorebi PT 尊敬するMr Nishiのことば。「高齢になり(年齢相応に)認知症の傾向が出たとしても、楽観的に明るい人は介護の人にも好かれ、例えトイレなどが不自由になっても周りと良好な関係を築き問題なく生活できるものだ」と。至言だと思った。もっと詳しくききたいと思った。Mr.Shimとの話もいつも楽しく役に立つ。今日はピアノのレパートリーが増えたといってくれた。「興味あることがいっぱいあって楽しい」とも。Komorebiは楽しいけど、無駄なトークに時間がとられるのは嫌だと思うことがある。明日はJessica Olivia Juliaが来る日だ。楽しみ!!


6/28 天皇・皇后が英国訪問中。バッキンガム宮殿が美しい。この堂々たるたたずまい。カミラさんのtiaraも美しかった。


6/29-7/2多忙な日々_2 Ghimire先生にお返事をしなくては・・と思いつつ、Jessica達と遊ぶのに忙しくて後回し、リハにも少し差し障りが出ているかも。でも、それ以上に大船フラワーセンター(Ofuna Flower Centre)でハスと薔薇を楽しみ、北鎌倉の家に行き)(北鎌倉の家)、KenとJessica一家(French family )と、病気後初めての外食もできた!

Garden Lovers Guide

Serbian bellflower

名前がかわいいカンパニュラ。数年前鎌倉の庭に突如咲いた。かわいい星型の小さな花がいっぱい咲く。ヨーロッパの山岳地帯原産のキキョウ科の多年草。

カンパニュラ・アルペンブルー

学名Campanula poscharskyana

和名: 星桔梗(ホシギキョウ)別名・流通名 カンパニュラ・ポシャルスキアナ 、カンパニュラ・ポスカルスキアーナ

with Simon

北鎌倉の庭のカンパニュラ

  • 科 キキョウ科
  • 属 カンパニュラ属
  • 流通名(和名)カンパニュラ・ポシャルスキアナ、アルペンブルーホシギキョウ
  • タイプ 多年草
  • 原産地 クロアチア、セルビア
  • 草丈/樹高10~25cmほど
  • 開花期 5~7月ごろ
  • 花色白、紫など
  • 耐寒性 強い
  • 耐暑性 弱い
  • 花言葉 「感謝」「誠実」「楽しいおしゃべり」

G.W. ’21 w/Mari, Simon

Found an intresting website on wildflowers, gardening and the good effects of flowers for our health.

Surprising Health Benefits Of Having Fresh Flowers In Your Living Space
February 12, 2024/
Just a simple bouquet of fresh flowers can do more than just brighten up your living space; it can also have surprising health benefits that you may not be aware of. Not only do flowers add beauty and ambiance to a room, but they also have been found to boost mood, reduce stress, improve air quality, and even enhance creativity and productivity. In this blog post, we will explore some of the unexpected ways in which having fresh flowers in your home can positively impact your overall well-being.

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子どもたちが来てくれてもハイム花壇散歩ができない日や、桜やもっと別の花などをを見たいときはDriveが良い4/28 2回目のこの日、湾の周辺はGWで混雑。潮干狩りの人たちも多かった。湾を1周後並木方面をdrive、富岡に出て、Macでジャンクフードを食べた!3年ぶりの臭い?おいしいマックポテト。おいしく楽しかった!!隅田川のウナギも美味しかった。

前回のDrive「平潟湾周遊Drive-1


夕照橋のたもとで潮干狩する人

だいだい11:30ごろ集合、昼ごはんして、おしゃべりして(この日は東北大pachinco問題、米子女子の暮らし、Marieの回復、九段下住宅、財団web問題解決策、webの勉強方法etc……..)専門家集団なので話が面白い!幸せなことだ。

室内の森(コナラ)

Peter and Abby are not very close, but they are my fond friends. I remember the day I met Peter for the last time in 2015, probably, in front of Ann’s Sabin house. I also remember the time I met Morry, their daughter, long time ago. She was with Emily and was very pleased to have a Japanese toy, Origami Mobile. I think I visited their house, but not sure.

Peter became short, because of his age, like anybody else! Morry looks so beautiful! I am very pleased to know that everybody has been having good and happy life.

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2/2 こもれびに飾ってあったかぐわしい梅と水仙。送迎バスの中からも紅梅、白梅、蠟梅を見るが、外歩きはまだ。。。腿を上げて歩行練習をすると、バラ園を自分で歩くイメージが近づくような気がして楽しい。

2/2Komorebiにて

1/30 瀬戸神社の蠟梅、安立寺・龍華寺の梅

3/1 瀬戸神社の玉縄桜・河津桜、龍華寺の河津さくら/熱海桜

3/2 鎌倉段葛のそばの桜(Picture Thisではソメイヨシノ) 友人の撮影

3/9 「鎌倉ブログ」より

称名寺の春の風景 4/3

4/4 近所の桜・三つ葉躑躅・花海棠

4/7 近所でお花見!こちらも)

4/17 市大正門前・・最後の桜( こちらも)・・・葉桜だけど、私にとっては特別なのだ。

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今回の演奏は、以前のステージや音響機器での演奏よりずっと思索的でありつつ人間の存在についての基本は暖かく以前のイアンさんより声に緩やかさと幅が増した気がした。声楽家としての鍛錬、芸術家としての成長、年齢の持つ意味を考えた。その美声と繊細さと強靭さが交互に輻輳的に表われる音楽に心を揺さぶられた。「戦士の予感」のGute Nacht のピアニッシモ、「Atlas」の壮大な構図、「漁師の娘」の美しい旋律、「DopperGenger」の恐ろしい静寂、「鳩の便り」の”あこがれ”、どれも素晴らしかった。(ドレイクのピアノは時にキンキンしてやや違和感があった。)

Beethovenももちろん素晴らしかった。Schubertの曲との違いがくっきりとしていて驚いた。Ianは天才、すばらしい芸術家だ。

Ian Bostridge, “Schwanengesang” 

programme

当日のstage

photos

ほりっぺ(堀 朋平)san 美学・音楽学(福岡在住)▼住友生命いずみホール音楽アドバイザー:最近の表現主義的な傾向からすると、すごくマイルドに声を使ってた。でも深まった中音域の肌理時に瞑想的なまでの緩いテンポが愛の孤独もえぐる。

Taimama san: 今日のホールはよく響いた。繊細且つ雄弁な表情、身振りと共に美声に乗って全身から苦悩や喜びが飛んで来る。

竹内一樹さんComposer/作曲家:イアン・ボストリッジ、シューベルト「白鳥の歌」拝聴。音楽が自然に浮き立ち、弱音での引き寄せ方、言葉に寄り添った音楽、イメージの膨らまし方から一人芝居を見ているかのように世界も色も変わる。内側に引き込まれて、いつの間にかその世界の中にいる感覚。

室田尚子さん:NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」レギュラーパーソナリティ。 オペラを中心に執筆やレクチャー:「リート」、つまり詩の内容を音楽で表現することの可能性の最高峰を聴いたと思う。一体どうしたらあんなことができるのか。異次元の凄さとしか言いようがない。早くも今年のベスト1かもしれない。I agree with her!

木村元さん:2019年以来、5年ぶりのボストリッジ様〜 私の大好きな美声健在で、それどころか益々素晴らしかった。心待ちにしていたボストリッジとドレイクのリートリサイタル。シューベルトの「白鳥の歌」を半分に分けてベートーヴェンの「遥かなる恋人に」を挟む構成。Doppelgängerに極まる緊張と恐怖。それと対局に最弱音から無音に至る息を飲む美しさ。ついに夢が叶いました。横浜まで来てよかった!

「ボストリッジがシューベルト「白鳥の歌」を歌う。英国のテノール特有の繊細な響きで陰影豊かに彫琢するドイツ歌曲。魔女研究で博士号を持つ彼のアカデミックな探究心も音楽を支えるやや表現のディテールにこだわりがちだった旧盤と比べて、13年後の新盤の語り口はけっして大袈裟でない自然な息づかい。前掲書で彼は、言葉と旋律の関連づけに関してクラシック歌手はもっとボブ・ディランやビリー・ホリデイ、シナトラらの歌の説得力に感化されるべきだと説く。その柔軟さに潜む凄み!宮本 明(ぶらあぼ2023年11月号より)

(ブログ di Lunaさん 第一曲を歌い始めたボストリッジは、以前のように体を大きく揺らしながら歌う独特のスタイルが健在でした。ある意味うろうろと不安定に体を動かす感じで、時にはピアノにもたれかかることすらあります。一見こんなにうろうろする感じだと、歌に悪影響がありそうなのですが、それが全くなく、むしろその表現にピッタリとあっているようにすら見えるのが毎回不思議です。ボストリッジの歌は、まず言葉が明瞭です。以前はすこし「籠る」ところもある、と書いていましたが、今回聞いた限り、あまりそのようなことは感じられず、とても美しい綺麗なテノールです。確かに、イタリア的なのびやかさではありませんが、きれいに広がる歌で、最初のレルシュタープの詩による歌曲は、美しく、軽やかで、スタイリッシュな歌唱がとても見事です。
 続くベートーベンの「遥かなる恋人へ」は、6曲からなる連作歌曲ですが、曲の切れ目もなく、全部で1曲とも聞こえる不思議な作品です。 ベートーベン的なしっかりした構成ですがでも甘さにみちた曲で、これは、ボストリッジのような全身で歌う歌い方にふさわしいかもしれません。 ここまでも素晴らしいのですが、この後のハイネの詩による歌曲が、とてもコントロールされていて見事です。このハイネによる作品は曲としても見事ですが、ボストリッジの歌は、本当に美しい声で、ささやくようにも聞こえるピアノと、会場も割れんばかりに深く響くフォルテの響きのダイナミズムが非常に明確で秀逸です。特に、ボストリッジのフォルテは今回初めてその真髄を聞いた気もしますが、テノールですが、本当に深く「割れる」ような響きも伴う深い声。 「アトラス」のように激しい曲でも見事ですが、これは特に「彼女の肖像」「海辺で」「影法師」のように、ピアノ(弱音)との組み合わせで展開されるフォルテが、実にすばらしく、全宇宙をも包み込むような広大な世界を作り出していました。

アンコールが3曲(曲選びでのピアニストとの親密な話しぶりが笑いを誘った。)


1.「さすらい人の月に寄せる歌」

シューベルト:さすらい人が月に寄せて · Dietrich Fischer Dieskau · Gerald Moore

Der Wanderer an den Mond

Ich auf der Erd’,am Himmel du,
Wir wandern beide rüstig zu:
Ich ernst und trüb,du mild und rein,
Was mag der Unterschied wohl sein?

Ich wandre fremd von Land zu Land,
So heimatlos,so unbekannt;
Berg auf,Berg ab,Wald ein,Wald aus,
Doch bin ich nirgend,ach! zu Haus.

Du aber wanderst auf und ab
Aus Ostens Wieg’ in Westens Grab,
Wallst Länder ein und Länder aus,
Und bist doch,wo du bist,zu Haus.

Der Himmel,endlos ausgespannt,
Ist dein geliebtes Heimatland;
O glücklich,wer,wohin er geht,
Doch auf der Heimat Boden steht!

2. F. Schubert: Das Zügenglöcklein
(弔いの鐘) Op.80-2 D 871シューベルト作曲 Wigmore Hall Live

Das Zügenglöcklein, D.871「弔いの鐘」

Kling’ die Nacht durch,klinge
Süßen Frieden bringe
Dem,für wen du tönst!
Kling’ in weite Ferne,
So du Pilger gerne
Mit der Welt versöhnst!

Aber wer will wandern
Zu den lieben Andern,
Die voraus gewallt?
Zog er gern die Schelle?
Bebt er an der Schwelle,
Wann Herein erschallt?

Schubert: Im Abendrot, D. 799 「夕映えの中で」

3. Im Abendrot (Karl Lappe)夕映えの中で

O wie schön ist deine Welt,
Vater, wenn sie golden strahlet!
Wenn dein Glanz herniederfällt
Und den Staub mit Schimmer malet,
Wenn das Rot, das in der Wolke blinkt,
In mein stilles Fenster sinkt!
Könnt ich klagen, könnt ich zagen?
Irre sein an dir und mir?
Nein, ich will im Busen tragen
Deinen Himmel schon allhier.
Und dies Herz, eh es zusammenbricht,
Trinkt noch Glut und schlürft noch Licht.

 おお、なんと美しいのだ、御身の世界は、 父よ、世界が金の光を放つ時!
  また、御身の輝きが降り注ぎ、  ほこりを微光で色づける時、
  雲の中でちらついている紅が  私の静かな窓辺に沈み込んでくる時!

Im Abendrot, D. 799 · Christa Ludwig · Geoffrey Parson

Song and Self: A Singer’s Reflections on Music and Performance (Berlin Family Lectures) (English Edition) Kindle版

Award-winning singer Ian Bostridge examines iconic works of Western classical music to reflect on the relationship between performer and audience.

Like so many performers, renowned tenor Ian Bostridge spent much of 2020 and 2021 unable to take part in live music. The enforced silence of the pandemic led him to question an identity that was previously defined by communicating directly with audiences in opera houses and concert halls. It also allowed him to delve deeper into many of the classical works he has encountered over the course of his career.

As a performer reconciling his own identity and that of the musical text he delivers on stage, Bostridge unravels the complex history of each piece of music, showing how today’s performers can embody that complexity for their audiences. As readers become privy to Bostridge’s unique lines of inquiry, they are also primed for the searching intensity of his interpretations, in which the uncanny melding of song and self brings about moments of epiphany for both the singer and his audience.

ソング&セルフ: 音楽と演奏をめぐって歌手が考えていること 単行本 – 2024/1/25

ジェンダー、人種、死……
歌と自己が混じりあい、音楽は啓示となる。
英国を代表する世界的テノール歌手が音楽の「隠された歴史」にせまる! 「自分はこれらの曲を演奏すべきなのだろうか?
自分にははたしてそんなことをする権利があるのだろうか?
自分自身のアイデンティティは、ことばや音楽になって提供されている数多くのアイデンティティにどのようにつながっていくものなのだろう?

また作曲家や詩人のアイデンティティにどうつながるのだろう?」(本書第2章より)  歌をうたうとき、歌い手の自己はどのように変容するのか──。「音楽の解釈者のなかでももっとも才能ある文筆家」(アルフレート・ブレンデル)と評される英国随一のテノール歌手イアン・ボストリッジが、「ダフ・クーパー賞」(すぐれたノンフィクション作品にあたえられる英国の権威ある文学賞)を受賞した前作『シューベルトの「冬の旅」』(小社刊)に続いて世に問う音楽論。ジェンダー、人種、死をめぐり、モンテヴェルディ、シューベルト、シューマン、ラヴェル、ブリテンなどの作品を考察し、音楽の「隠された歴史」にせまる! 

◎本書に登場する音楽作品モンテヴェルディ『タンクレディとクロリンダの戦い』
シューベルト『冬の旅』
シューマン『女の愛と生涯』
ラヴェル『マダガスカル島民の歌』
ブリテン『カーリュー・リヴァー』『戦争レクイエム』『ヴェネツィアに死す』ほか

<音源>

Ian’s An die ferne Gelibte
アンコール終わりの2曲
アンコール3曲

イアン・ボストリッジ、シューベルト  大阪公演

(評・音楽)イアン・ボストリッジ、シューベルト――約束の地へVol.5 影ある歌声、もたらす芳醇さ 有料記事文化・芸能評 2024年1月25日 16時30分

演奏曲目  郷愁 D456/あこがれ D879/戸外にて D880/あなたと二人きりでいると D866-2/さすらい人が月によせて D870/臨終を告げる鐘 D871/真珠D466/みずからの意志で沈む D700/怒れるディアナに D707/とらわれた狩人の歌 D843/ノーマンの歌 D846/さすらい人 D493/ヒッポリートの歌 D890/リュートによせて D905/わがピアノに D342/小川のほとりの若者 D300/オオカミくんが釣りをする D525/眠りの歌 D527/友たちへ D654/緑のなかの歌 D917/孤独な男 D800/夕映えのなかで D799

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★ January 14th

We talked about: my dream of Ann calling for John this morning, John’s dinner menu, John’s Covid, very sick for 2 days, caughing, chills and…, recovery process of the Montpelier flood last July, my rehabilitation (“you look good!” they said to me), Japan’s Standard University Entrance Exam of Haruka, about Yohta going to master’s course, pretty Emily, still taking courses on philosophy, US presidential election:,Biden is a very good president but good chane for Trump to be next(怒), Ken’s work (is at Haneda Airport, going to Fukuoka), Montpelier’s shortage of Elevators, Post office problems, Simon will turn to be 22 tomorrow.

May 5th, Zoom Talk

Talked about Yohta, Haruka, and Adri’s future goal! John told us about his happy life at Westwind with Herigan! I was so glad to know that John got used to it and became populer at his new apartment. Wonderful!!

Oct 6th  Adri’s future, US Election, Barbara, moving to two bed-rooms apartment (on Nov 1st), Vermont’s foliage, housing for homelesses in Sabin Pasture <650 thousand dollers, the price of the Sabin house 1億円>, Climate change with floodings, Halloween, the day of the death??, Japan’s ruling LDP’s two political scandals and so on. A lot of fun, makes me stronger and happier.

温室のようになっている居間に次々に新しい植物が来る。今日は北鎌倉のロドレイアが来た。新芽が出るかは全く不明。

1/15 咲きました。美しい!

2/3  第2部(最初の花は終わったので、新しい枝を持ってきた)鎌倉で、いっぱい咲くのが見たいなあ。

2016/5/11のロドレイア

マンサク科の常緑小高木 花時期は3月~4月 
耐寒温度 約0℃程度(環境・生育状況により変わります)

ロドレイア

マンサク科 Rhodoleia属 Rhodoleia  

〔基本情報〕
常緑低木~小高木。
葉は互生する単葉で枝先に集まる傾向があり、長楕円形~長卵形で、厚みがあります。
葉の縁は全縁です。
枝先の葉腋に複数(ふつう5個)の小花が集まった頭状花序を下向きに出し、着色した花弁状の総苞片に囲まれます。
花弁は2~5個あり、花序の外側にある花弁だけが発達し、淡紅色となります。
萼片はあまり発達しません。
花序全体が、外側の花弁と花弁状の総苞片に囲まれて1個の花のようにみえます。
果実は蒴果で数個が放射状に並びます。
シャクナゲモドキとよばれる中国産の種がよく栽培されています。