浜大祭が始まった。11/3、少しだけど歩いてみた。
銀杏並木の大通りは大変にぎわっていた。「うた部」で焼きそばを買い、あとは、この数年おいしいコーヒーやさんが出てたのだけど、今年は見つからず、代わりにトン汁を買って、いつものベンチへ。
そこへ思いがけずT.K子先生とAmerica人Jさんが来られ相席でいろいろお話。JさんはStanford, Oxford大を出てYCUに来られたとのこと(珍しい人もいるものだと思った)。横浜と市大がとても気に入っているとのこと、Festivalならではのうれしい出会いだった。
 
浜大祭には銀杏が似合う!
   
   
 
   
 I wish every young men/women would be happy forever!
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季節外れの暑さが続いていたのに、風は確実に変わり、並木道の金木犀が咲き、季節外れの大型台風が過ぎたら銀杏の葉が黄色になっていた。今年もYCUが秋色に染まっていく。


浜大祭の準備も進む。キャンパスの若者はみんな美しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大型の台風通過後一気に秋色が濃く・・(10/30)
   
   

 

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今年も、こんなにも深く、考え抜かれて温かく、しかも遠く未来をまっすぐに見つめた「ことば」に接して改めて驚く。
日本のどこにでもいる心優しい普通の人々への敬意をあたたかい言葉で表現し、Abeの今の政治に対しては厳しい表現で「異」をあらわす。誕生日のコメントで、「軍縮の意味」について新しく学んだことをしっかりと書き、ICANが今年のノーベル平和賞を受賞したことにも喜ばしいこととして言及している。
こんなことを思うのはごく普通のことなのに特別に思えるのは、今の政治状況を見ているから。これからも平和主義のために「表現する」皇室であってほしいと思う。

 

朝日新聞に掲載の皇后の「おことば」より

 

(天皇に同行した国内の旅行について)感慨もひとしお深く、いつにも増して日本のそれぞれの土地の美しさを深く感じつつ、旅をいたしました。
こうした旅のいずれの土地においても感じられる人々の意識の高さ、真面目さ、勤勉さは、この国の古来から変わらぬ国民性と思いますが、それが各時代を生き抜いてきた人々の知恵と経験の蓄積により、時に地域の文化と言えるまでに高められていると感じることがあります。昨年十二月に糸魚川で大規模な火災が起こった時、過去の大火の経験から、住民間に強風への危機意識が定着しており、更に様々な危機対応の準備が整っていて、あれほどの大火であったにもかかわらず一名の死者も出さなかったことなど、不幸な出来事ではありましたが、そうした一例として挙げられるのではないかと思います
(世界情勢と軍縮について)
米国、フランスでの政権の交代、英国のEU脱退通告、各地でのテロの頻発など、世界にも事多いこの一年でしたが、こうした中、中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした。「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉(とら)え、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ、今後この分野にも関心を寄せていく上での助けになると嬉しく思いました。
(ノーベル賞について)
今年もノーベル賞の季節となり、日本も関わる二つの賞の発表がありました。
文学賞は日系の英国人作家イシグロ・カズオさんが受賞され、私がこれまでに読んでいるのは一作のみですが、今も深く記憶に残っているその一作「日の名残り」の作者の受賞を心からお祝いいたします。
平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして、それと共に、日本の被爆者の心が、決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。
皇太子一家については言及がなく、家族のことは少しだけだった。「家族のことよりも大切なことがある」の意味だろうか。
写真は宮内庁HPより

皇后の「ことば」全文

Literaに掲載された「編集部」名論文

天皇退位と憲法問題Cover

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海外の作家でこの頃一番読んだ(読んでいる)のは、カズオ・イシグロさん。その人がノーベル文学賞受賞者となった。すばらしい。

読んだのは(途中までのも多いけど);
・遠い山なみの光(1982年) 英・王立文学協会賞  A Pale View of Hills
・日の名残(なご)り(1989年) 英・ブッカー賞  (映画を観ただけ)
・わたしたちが孤児だったころ(2000年)      When We were Orphans
・わたしを離さないで(2005年)                                       NEVER LET ME GO
・忘れられた巨人(2015年)                                               A Bruied Giant

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家

下司佳代子=ストックホルム、編集委員・吉村千彰
2017年10月5日20時29分
 スウェーデン・アカデミーは5日、2017年のノーベル文学賞を長崎出身の英国の小説家、カズオ・イシグロさん(62)に授与すると発表した。賞金は900万スウェーデンクローナ(約1億2500万円)。授賞式は12月10日にストックホルムである。
 発表の瞬間、会場の報道陣から驚きの声が漏れ、拍手が続いた。授賞理由は「人と世界のつながりという幻想の下に口を開けた暗い深淵(しんえん)を、感情豊かにうったえる作品群で暴いてきた」とされた。アカデミーのサラ・ダニウス事務局長は「ジェーン・オースティンとフランツ・カフカをまぜるとカズオ・イシグロになる。そこにマルセル・プルーストを少し加えなければいけない。彼は非常に誠実な作家で、彼自身の美学の宇宙を作り上げた」とたたえた。
“This is a very weird time in the world, we’ve sort of lost faith in our political system, we’ve lost faith in our leaders, we’re not quite sure of our values, and I just hope that my winning the Nobel prize contributes something that engenders good will and peace,” he said. “ It reminds us of how international the world is, and we all have to contribute things from our different corners of the world.Read More →

国会が、政治の私物化・疑惑隠しの解散情報で揺れている。総選挙となれば天皇退位の日程調整もままならぬ。このような時に、かねてからの希望とはいえ、愚かな宰相への静かな抵抗として、天皇・皇后はは高麗神社訪問を敢行した。
TBSニュースより;両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問

 天皇・皇后両陛下は私的な旅行で朝鮮半島で古代に栄えた高句麗とゆかりのある高麗神社を訪問されました。
 埼玉県・日高市にある高麗神社は朝鮮半島から移り住んだ高句麗の王族が祀られています。陛下は案内した宮司に「高句麗は何年に滅んだのですか?」などと熱心に質問し、参拝されました。
 陛下は皇室と朝鮮半島との歴史について68歳の誕生日会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています」と述べられています。(20日15:41)


<みんなの声> Twitterより
この私的な旅行は小池都知事が朝鮮人虐殺犠牲者追悼式への追悼文見合わせを表明した直後に宮内庁から発表された。
両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?… @YahooNewsTopics
玉串料も納められたそうです。昭和天皇は、私は靖国には行かない、それが私の心だと御言葉を残しています。今、(Abeに)天皇陛下が高麗神社へ行かれた意味と意義が伝わる事を。
私は特に天皇万歳‼️の人間ではないが、両陛下には頭が下がる。だが、突然の解散によって、この天皇の退位の時期などを話し合う皇室会議が棚上げされた。アベは天皇のお年などに興味はないのだ。
高麗神社に実際に行ってみるとわかるけど、寄進者には日韓の近現代史を彩るお歴々の名前がずらーっと並んでいる。
バランスの取れた行動を取る天皇陛下と、天皇の国事行為制限条項である憲法7条を意図的解釈して解散権を行使し続けてきた自民党。安倍内閣の助言と承認のもとに、首相個人と自民党の保身のための衆議院解散をしなければならない天皇陛下のお気持ちはお察しして余りある。
これこそ政治利用では?

 

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ラトヴィアへ リーガ城付近で
     
 エストニアの風景
 
 リーガへ
 
 リーガ城
   
 リーガ大聖堂
   
 リーガ大聖堂の中庭(修道院)
 
 
 「三人兄弟」
 
 ドゥアマ(Dome)広場
 

   
 
 リーガ大聖堂
 
     
   
     
   
 スウェーデン門
 火薬庫
 
   
 
 ブレーメンの音楽隊
 
     
 ブラックヘッドの会館前のオペラ歌手
 
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<Elīna Garanča オペラ歌手・メゾソプラノ> 1976年、リガの音楽一家に生まれた。20才でラトビア音楽院入学、2年後のまだ学生の時に Anna BolenaのGiovanna Seymourの役で、瞬く間にその名が知られるようになり、 深いメゾソプラノの声に脚光が集まった。学院卒業後、ドイツに渡りマイニンゲン・ スターツ劇場の専属となる。そこではリヒャルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」で いわゆるズボン役としてオクタヴィアンを演じ、1999年にはフィンランドのサヴォンリンナ・オペラ祭で ヴェルディのリゴレッタでマッダレナを演じてミリヤムヘリン国際歌唱賞を受賞し、 その舞台栄えする華麗な容姿と美しい声、そしてその音楽性が高く評価され 世界の桧舞台に新しいスターとして迎え入れられた。2006年、ドレスデンで ヨーロッパ文化賞受賞、そしてすでにヨーロッパでは名声を得ていたエリナ・ ガランツィアは2009年、ニューヨークのメトロポリタン劇場に出演。 そして米国を代表するクラシック音楽誌「Musical America」はエリナ・ガランツィア に本年度最優秀歌手としてMusical America賞を贈った。