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タリンに戻りました
 
 トームペア城の「のっぽのヘルマン」

 

   
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 トームペアの展望台からの眺望
 
トームペア城ののっぽのヘルマン
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「次もソロで」とみんなに宣言して(そうしないと、出る勇気が出ないから)準備中。まだ1割ぐらいかな~。(そんなに伸びしろがあるのか?と自分で自分に突っ込んでみたり・・・)
演奏する曲は、シューマンはまだ早いといわれ、先生のご指示通りイタリア歌曲に。イタリア語をSarahさんに教えてもらい、個人レッスンで先生からソプラノの声だからキーを高くしなさいと言われびっくりしたり、たり、自分で勉強したり、それなりに無理せず進んでいる(と思う)。

曲目 Ombra mai fu (Hander)   Vergin, tutto amor (Durante)

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小学生のころ、ピアノの先生に連れていってもらった音楽会で聴いた「からたちの花」。歌った人はおそらくY大学音楽学部の生徒さんだったのではないかと思う。華やかな、でも決して華美ではない花柄のプリントのドレスを着ていた。
その歌を、いつか歌ってみたいなぁ。


枸橘 (からたち)
1925年発表。ミカン科の落葉低木カラタチは春に白い花を咲かせる。『からたちの花』の歌詞は、山田耕筰の少年期の体験が元になっている。
10歳で父を失った山田耕筰は田村直臣牧師が東京・巣鴨に経営する自営館という夜学校併設の印刷工場で働きはじめました。ひどい労働環境だったようです。空腹に耐えかねて からたちのすっぱい実をかじり、職工に蹴られて逃げ出しからたちの垣根の中でくやし涙を流したのです。
少年山田耕筰の心にしみこんだ、からたちの苦い思い出が「からたちの花」のメロディーとなって開花したのでしょう。
「からたちの、白い花、青い棘、そしてあのまろい金の実、それは 自営館生活における私のノスタルジアだ。そのノスタルジアが 白秋によって詩化され、あの歌となったのだ」(「自伝 若き日の狂詩曲」)。

『からたちの花』北原白秋
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ
靑い靑い針のとげだよ
からたちは畑の垣根よ
いつもいつもとほる道だよ
からたちも秋はみのるよ
まろいまろい金のたまだよ
からたちのそばで泣いたよ
みんなみんなやさしかつたよ
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ


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Vergin, tutto amor 清らの乙女 


 

Vergin, tutto amor,
o madre di bontade,
o madre pia,

ascolta, dolce Maria,
la voce del peccator.

Il pianto suo ti muova,
giungano a te i suoi lamenti,
suo duol, suoi tristi accenti
senti pietoso quel tuo cor.

愛に満ちた聖母(マリア)よ
慈悲深い母よ 情け深い母よ
お聞きください やさしいマリアよ
罪深い私の声を。
この涙があなたの心を動かし
この嘆きがあなたのもとまで届き
この悩みを この悲しみの言葉を
あなたの慈悲深い心でお聞きください。
(訳:声楽名曲選集イタリア編より参照)
<実際の歌唱>
Vergin, tutto全部 amor,
o madre di bontade善意, o madre pia, madre pia,敬虔な慈悲深い
ascolta聞け, dolce Maria,
la voce del peccator, del peccator
Il pianto suo彼の tiあなたを muova,動く
giungano届く a tei貴女に suoi彼の lamenti,嘆きが
suo duol悩み, suoi tristi悲しい accenti言葉
senti聴く pietoso哀れみ深い quel その tuo貴女の cor,
Pietoso, pietoso, pietoso quel tuo cor, quel tuo cor
O madre di bontade, Vergin, tutto amor
O madre di bontade, O Vergin, tutto amor
Vergin, tutto amor, amor

 


イタリア古典歌曲・ナポリターナは愛の歌

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愛の歓び  Giovanni Martini:

ジャン・ポール・エジード・マルティニ(Jean Paul Egide Martini, 1741年8月31日 – 1816年2月14日 パリ)は、ドイツのフライシュタット出身のフランスの作曲家。ジャン・ポール・エジード・マルティニ(Jean Paul Egide Martini, 1741年8月31日 – 1816年2月14日 パリ)は、ドイツのフライシュタット出身のフランスの作曲家。

歌詞
Piacer d’amor 愛の喜び
作曲 MARTINI, Jean Paul(1741-1816)
Piacer d’amor piu che un di sol non dura:
martir d’amor tutta la vita dura.
Tutto scordai per lei, per Silvia infida;
ella or mi scorda e ad altro amor s’affida.
愛の喜びはただ一日しか続かない
愛の苦しみは生涯続く
彼女のために全てを忘れた、不実なシルヴィアのために、
彼女は私を忘れ 外の恋に身を委ねている


フランス語(原詩)
日本語訳
Plaisir d’amour ne dure qu’un moment,
Chagrin d’amour dure toute la vie.
J’ai tout quitté pour l’ingrate Sylvie.
Elle me quitte et prend un autre amant.
Plaisir d’amour ne dure qu’un moment,
Chagrin d’amour dure toute la vie.
Tant que cette eau coulera doucement
Vers ce ruisseau qui borde la prairie,
Je t’aimerai, me répétait Sylvie,
L’eau coule encore, elle a changé pourtant.
Plaisir d’amour ne dure qu’un moment,
Chagrin d’amour dure toute la vie.

愛の喜びは一瞬しか続かない
別れの悲しみは生涯続く
私はつれないシルヴィのためにすべてを捨てた
彼女は私を捨て他の男のもとに去った
愛の喜びは一瞬しか続かない
別れの悲しみは生涯続く
この水が静かに
牧場を巡る小川へと注ぐ限り
私はあなたを愛しますと、シルヴィは何度も私に言った
水はまだ流れているが、彼女は変わった
愛の喜びは一瞬しか続かない
別れの悲しみは生涯続く

The Pleasure of Love
Versions: #1#2
The pleasure of love lasts only for a moment,
The pain of love lasts a lifetime.

You’ve left me for the beautiful Sylvia,
And she’s leaving you for another lover.

The pleasure of love lasts only for a moment,
The pain of love lasts a lifetime.

“As long as this water will run gently
Towards this brook which borders the meadow,
I will love you”, Sylvia told you repeatedly.
The water still runs, but she has changed.

The pleasure of love lasts only for a moment,
The pain of love lasts a lifetime.

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