今年も、こんなにも深く、考え抜かれて温かく、しかも遠く未来をまっすぐに見つめた「ことば」に接して改めて驚く。
日本のどこにでもいる心優しい普通の人々への敬意をあたたかい言葉で表現し、Abeの今の政治に対しては厳しい表現で「異」をあらわす。誕生日のコメントで、「軍縮の意味」について新しく学んだことをしっかりと書き、ICANが今年のノーベル平和賞を受賞したことにも喜ばしいこととして言及している。
こんなことを思うのはごく普通のことなのに特別に思えるのは、今の政治状況を見ているから。これからも平和主義のために「表現する」皇室であってほしいと思う。

 

朝日新聞に掲載の皇后の「おことば」より

 

(天皇に同行した国内の旅行について)感慨もひとしお深く、いつにも増して日本のそれぞれの土地の美しさを深く感じつつ、旅をいたしました。
こうした旅のいずれの土地においても感じられる人々の意識の高さ、真面目さ、勤勉さは、この国の古来から変わらぬ国民性と思いますが、それが各時代を生き抜いてきた人々の知恵と経験の蓄積により、時に地域の文化と言えるまでに高められていると感じることがあります。昨年十二月に糸魚川で大規模な火災が起こった時、過去の大火の経験から、住民間に強風への危機意識が定着しており、更に様々な危機対応の準備が整っていて、あれほどの大火であったにもかかわらず一名の死者も出さなかったことなど、不幸な出来事ではありましたが、そうした一例として挙げられるのではないかと思います
(世界情勢と軍縮について)
米国、フランスでの政権の交代、英国のEU脱退通告、各地でのテロの頻発など、世界にも事多いこの一年でしたが、こうした中、中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした。「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉(とら)え、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ、今後この分野にも関心を寄せていく上での助けになると嬉しく思いました。
(ノーベル賞について)
今年もノーベル賞の季節となり、日本も関わる二つの賞の発表がありました。
文学賞は日系の英国人作家イシグロ・カズオさんが受賞され、私がこれまでに読んでいるのは一作のみですが、今も深く記憶に残っているその一作「日の名残り」の作者の受賞を心からお祝いいたします。
平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして、それと共に、日本の被爆者の心が、決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。
皇太子一家については言及がなく、家族のことは少しだけだった。「家族のことよりも大切なことがある」の意味だろうか。
写真は宮内庁HPより

皇后の「ことば」全文

Literaに掲載された「編集部」名論文

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国会が、政治の私物化・疑惑隠しの解散情報で揺れている。総選挙となれば天皇退位の日程調整もままならぬ。このような時に、かねてからの希望とはいえ、愚かな宰相への静かな抵抗として、天皇・皇后はは高麗神社訪問を敢行した。
TBSニュースより;両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問

 天皇・皇后両陛下は私的な旅行で朝鮮半島で古代に栄えた高句麗とゆかりのある高麗神社を訪問されました。
 埼玉県・日高市にある高麗神社は朝鮮半島から移り住んだ高句麗の王族が祀られています。陛下は案内した宮司に「高句麗は何年に滅んだのですか?」などと熱心に質問し、参拝されました。
 陛下は皇室と朝鮮半島との歴史について68歳の誕生日会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています」と述べられています。(20日15:41)


<みんなの声> Twitterより
この私的な旅行は小池都知事が朝鮮人虐殺犠牲者追悼式への追悼文見合わせを表明した直後に宮内庁から発表された。
両陛下が埼玉へ私的旅行、高麗神社をご訪問(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?… @YahooNewsTopics
玉串料も納められたそうです。昭和天皇は、私は靖国には行かない、それが私の心だと御言葉を残しています。今、(Abeに)天皇陛下が高麗神社へ行かれた意味と意義が伝わる事を。
私は特に天皇万歳‼️の人間ではないが、両陛下には頭が下がる。だが、突然の解散によって、この天皇の退位の時期などを話し合う皇室会議が棚上げされた。アベは天皇のお年などに興味はないのだ。
高麗神社に実際に行ってみるとわかるけど、寄進者には日韓の近現代史を彩るお歴々の名前がずらーっと並んでいる。
バランスの取れた行動を取る天皇陛下と、天皇の国事行為制限条項である憲法7条を意図的解釈して解散権を行使し続けてきた自民党。安倍内閣の助言と承認のもとに、首相個人と自民党の保身のための衆議院解散をしなければならない天皇陛下のお気持ちはお察しして余りある。
これこそ政治利用では?

 

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8/15 、TVも新聞もいつもより多く過去の戦争や、そこに至った歴史について多く取り上げる。私も、印象に残った2つの記事をここに置く。これ以外には、別のBlogで第二次世界大戦での日本の戦争について記録する米国人のポストに、大阪の日本人女性の記事が転載されていた。その内容が「意味不明」のものだったので、いつもきちんとした歴史観で史料を分析し丹念に作成されているblogにふさわしくないのではないかと思い、なんとなく古くからの知り合いのように信頼しているその米国人authorに「その取り上げ方には同意できません」とコメントを送った。
天皇は、戦没者慰霊式で今年も「先の大戦への反省」を述べた。天皇は政府が作成したあいさつ文29回のうち2回だけ手を加えたという。1回目は1995年「これまでの歴史を省み、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを望み・・」と。2回目はそれから20年後「過去を顧み先の大戦に対する深い”反省”」と述べた。その後毎年「深い反省」と述べている。「政治的だという批判を超えてそのように述べたのではないかと保阪正康さんが語った。Abeは「反省」も「不戦の誓い」も今年も言わなかった。

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国会での政府の答弁がひどすぎる。私たち市民が軽んじられている。

私の好きな斎藤美奈子さんのコラム

 


勝負避ける「菅話法」とは そのような指摘は当たらない、全く問題ない
毎日新聞2017年6月15日 東京夕刊。【庄司哲也】
安倍晋三政権の屋台骨を支え、「陰の宰相」とも言われる菅義偉官房長官。表情を変えない落ち着いた応答が、政権の安定ぶりを象徴してきた。ところが、森友、加計両学園問題では、首をひねりたくなる発言が目立つ。疑問符の多い「菅話法」とは--
 「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」。記者会見で多用する菅氏の言葉を、映画監督の想田和弘さんは「菅官房長官語」と名付けた。その特徴は「コミュニケーションの遮断」だ。
「菅氏の言葉は、相手の質問や意見に対して、正面から向き合わないことに特徴があります。『その批判は当たらない』など、木で鼻をくくったような定型句を繰り出すことで、コミュニケーションを遮断する。実質的には何も答えない。したがってボロを出さないので無敵に見えるのです」。つまり、相撲にたとえると🌷「土俵に上がらないから負けない」論法だ。

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Abeの支持率が急低下、なんとか再浮上しようとMember Changeを実行。そのうちのひとり、当初固辞したあとイヤなのに断れなくて”沖縄・北方領土問題担当大臣になったEzaki氏がしごく真っ当な人だったので、特にネット、Twitter上で”人気者”になり、大事にされている。願わくは、おとぼけなのか本心なのかは(どうでもいいから)隠して、自分の思った通りにしてほしい!
でも、こんな正直な人が「貴重な」存在であるのが、ブラックジョークというものだ。

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7/4に◆ Whistle-blower should be protected と書いたけど、真実の確かさと強さが、そしてそれを伝えようとする人たちの意志が、最後には人の心に響くことがわかる。7/4の記事は杞憂だったようだ。

閉会中審査でネトウヨ自民党議員たちが前川前次官に卑劣な質問浴びせるも次々返り討ちに! 逆に詭弁と嘘を暴かれる醜態
2017.7.10 LITERA

閉会中審査でネトウヨ自民党議員たちが前川前次官に卑劣な質問浴びせるも次々返り討ちに! 逆に詭弁と嘘を暴かれる醜態の画像1

本日行われた閉会中審査に参考人として出席し、あらためて、官邸主導で国家戦略特区の獣医学部新設が「加計学園ありき」で進められたのかを告発した前川喜平前文部科学事務次官。前川氏は和泉洋人首相補佐官より「総理は自分の口からは言えないから私が代わりに言う」として、獣医学部新設の迅速な対応を求められてきた事実を証言し、「(規制の)穴の開け方に不透明さがある」と言及した。
紙資料など一切持たず、まっすぐ前を向いて淡々と、しかし理路整然と答弁席に立った前川氏。その一方、またも露わとなったのが、安倍政権の醜い答弁や個人攻撃の数々だ(Full Text)

20170710前川証言の新聞各紙報道

 


 

(自民党村上氏の議論)

「加計」のつけを払うのは地元 今治市に地盤・村上元行革相に聞く
2017年7月15日

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡る問題。学部の予定地がある愛媛県今治市の出身で、地元選挙区でもある自民党の村上誠一郎元行政改革担当相(衆院愛媛2区)は、市が学園に百億円規模の支援をすることを問題視し、安倍政権の体質も批判する。村上氏に「加計問題と安倍政権」について聞いた。 (清水俊介、金杉貴雄) 


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This article was appeared in Asahi Newspaper a week ago, was very impressed by Mr Woodford’s sicere words toward Kihei Maekawe at the end of this article. 
Michael Woodford, former president and CEO of Olympus Corp.

Since my involvement in exposing the Olympus Corp. scandal in 2011, I’ve taken a close interest in watching developments in Japan involving those who are prepared to stand up and tell the truth.

I have followed the story of Kihei Maekawa, a former administrative vice education minister, who bravely came forward to speak about the documents providing evidence of alleged illegal pressure from the Abe government. Read More →