アヤメ ’24
私がただ見たいのはアヤメ。イチハツ、カキツバタ、ハナショウブではダメなのだ。私の「アヤメ」は、昔住んでた家の前の家の横に細い川(溝)があり、そこに並んで咲く濃い紫色のあのあやめなのだ。今年は見逃してしまった。来年のカレンダーにはもうMarkした!





アヤメの基本データ 【分 類】アヤメ科/アヤメ属 多年草 【学 名】Iris sanguinea 【英 名】Japanese Iris 【開花期】5~6月【花の色】青紫、白【草 丈】~70cm





【ハナショウブとは】・日本に自生するノハナショウブを改良して作出された園芸植物で、観賞を目的として各地の庭園や公園に植栽される。アヤメと俗称されることが多く、乾燥した陸地に咲くアヤメと混同されがちだが、草丈や花弁はアヤメよりも明らかに大きい。





【ノハナショウブに似ている草花】・アヤメ ・カキツバタ ・イチハツ ・キショウブ ・ヒオウギ ・ヒオウギアヤメ ・シャガ
ワイルダー「長い冬」
長い冬―ローラ物語〈1〉 (岩波少年文庫) (日本語) 単行本 – 2000/6/16
ローラ・インガルス・ワイルダー (著), ガース・ウィリアムズ (イラスト), ローラたちの一家が住む大草原の小さな町を、長く、厳しい冬がおそう。大自然とたたかいながら、家族のきずなを深め、力強く生きていったアメリカ開拓期の人々の生活をいきいきと描く。

天気や動物を見て冬の厳しさを知る
物語は夏に、ローラとお父さんが干し草狩りをしているところから始まります。インガルス一家にはお父さんとお母さんの他に、長女のメアリ、ローラ、キャリー、グレイスの四人娘がいます。幸せに暮らす一家なのですが、その年はジャコウネズミがいつもと違う巣を作ったり、季節外れの大嵐が来たりして様子が違います。
お話の中では10月くらいから雪が降り始め、終わりは5月ですから、7−8ヶ月氷点下で雪が吹きすさぶ冬が続いたということになります。
大草原と猛吹雪
アメリカの中西部には勾配があまりありません。夏はどこまでも広がる大草原と森の中に突っ切るまっすぐな高速道路をラジオを聴きながら走るのが最高なのですが、冬になると話は全然別です。風や大気を遮る山がないため、風がまっしぐらにやって来て吹雪がなんども訪れます。道は凍り、運転するとスリップしてしまい・・・と、現代は現代で大変ですが、それでも汽車が止まったり、外界との接触が切れてしまうというのはほとんどありえないことなので、生きていくのが困難になるということはあまり考えられません。
しかし、西部開拓時代には一度汽車が止まってしまえば、物資はやって来ません。物語の中で平和に暮らしている時に出てくる食べ物はかぼちゃのパイや七面鳥などとても美味しそうなのですが、冬の最中は黒パンにじゃがいも、紅茶を毎日食べ、飢えそうになりながらやっとのことで命をつなぎます。しかも吹雪が一度来てしまうと周りが全く見えなくなってしまい、外に出られなくなってしまいます。本当に過酷。その中でも家族が力を合わせて知恵を絞り暮らしていく様子がとても印象的です。
前向きに生きること
小説の中の冬は本当に過酷で、気持ちも滅入ってしまうんではないかと思うんですが、登場人物たちの前向きさには学ばされます。

The Long Winter
(Little House #6)
by Laura Ingalls Wilder, Garth Williams (Illustrator) 4.14 On the empty winter prairie, gray clouds to the northwest meant only one thing: a blizzard was seconds away. The first blizzard came in October. It snowed almost without stopping until April. The temperature dropped to forty below. Snow reached the roof-tops. And no trains could get through with food and coal. The townspeople began to starve. The Ingalls family barely lived through that winter. And Almanzo Wilder knew he would have to risk his life to save the town.
松本侑子さん 2020年3月
●「女性のひろば」2020年4月号
連載「生きる喜び、読む喜び」第28回
『長い冬』ローラ・インガルス・ワイルダー著、谷口由美子訳、岩波少年文庫
アメリカ、サウス・ダコタ州デ・スメットの写真2点
アズマイチゲと二輪草
「あの」懐かしい花に一番似ているアズマイチゲの鉢植えを先日行った那須町で買いました。山奥に咲く花が都会で咲くとは思えませんでしたが、北鎌倉の家は古く、昔からの野草が生えていましたので、以前二輪草が生えていた場所なら根付くかもしれないと思ったのです。
なので、一緒に二輪草の鉢植えも買い、4月8日に、庭の珊瑚樹の下に、枯葉と雑草を少し取り除いて、でもなるべく自然のまま(のように)にして植えました。
すぐ次の日にでも見には行かないのが私流(?)ですが、今日行ってみたら、しっかり根付いていました。二輪草などは、植えたときに手折れてしまった3枚の葉が、細い茎を折ったまま、葉っぱだけ上向きに太陽を見ているのに、びっくり、感動しました。やっぱり二輪草さんの場所だったようです。
今年はもう期待できないけど来年咲いてくれるのが楽しみでなりません。アズマイチゲさんにもきっと咲いてもらいたいです。
4/8(植栽直後)![]() |
(すみれも咲いていた)
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4/12![]() |
![]() |
ナンテン
キ ク
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菊の里に生まれました 2012年9月27日 |
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大輪の菊(南陽市「菊祭り2012」)にて撮影 |
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菊人形(南陽市「菊祭り2012」) |
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“菊人形研究家”川井ゆうさんの本の紹介記事はこちら
ひと組5本の菊花を、品評会の”その日”に合わせて一斉に咲きそろうよう、工夫に工夫を重ねるのだそうです。伝統の技術に、育てる人の愛情が感じられる菊花展です。何十年変わらず、人形の古典的なお顔もそのまま、「菊見だんご」も健在です。
父の好きなものは「山」でした。小さい頃から所有地の森の手入れが得意で好きだったとのこと。
後年「どこかいきたいところある?」と尋ねると「山(森)を見に行きたい」という人でした。
でも一度だけ、美しい萩の花が咲く「萩寺」(はぎ公園)へ行ったことがありました。ちょっと
意外で、今思うと花も好きだったのだなぁと、懐かしく思い出します。
ノギク
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秋を感じる野の花、ノギク 2012年12月12日 |
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