13段の階段の”制圧(?)”

 リハビリ病院入院で最初に言われたのが「あの家には帰れません」だった。絶望的だったが「正しい」と思った。その後のリハビリの経過を見ても、納得の評価だった。でも、何が働いたのか、自分でも信じられないような力が出て、退院から6週間で、あの(恐怖の)階段を自力で登り降りしている。人間の能力は、不思議だなと感じる。私の意思だけではどうにもならないけど、強い意志と希望がなかったらできなかった。

でもでも、それよりもっと大きいのは、安心してリハビリができる環境が整っていたことだ。何よりも家族の支え(迷惑を最小にしてそれに応えたいという私の気持)、病院・デイケア・介護サービスの人たち(青空、こもれび、、守の会、市民ハートなど)の支援、そして国の制度に守られてできたことだ。そのどれかが欠けていたらできなかった。友人たちの励ましも大きな大きな力となった。

人間の脳にはまだ未知の能力があるらしい。これから勉強しようと思う。個人の意思との関係なども面白そうだ。

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New life after Dec. ’21

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