恩師遠山先生の思い出

 

 

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1965年、横浜市大に遠山茂樹先生がおられ、日本史好きの私がその生徒となれたことは、私の人生で最も幸運だったことの一つです。生徒としては全く成果を上げられなかった私ですが、私の理解を超える遙かな高みで学問の世界に生きる先生を、心から尊敬し尊崇していました。

 

 
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 ※先生の横浜市大での当時の講義ノートをご覧になりたい方はこちらへでご連絡ください。

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卒業する時、「キミはおおらかな人だね」と言って励ましてくださった先生、亡くなられた今、先生の横浜市大での講義ノートを見るる機会がありました。右ページに講義のシナリオをきれいな字できっちり書き、見開きの左ページにそれに関するノートがビッシリ書いてありました。講義の時に学生がノートに書き取れるよう、ゆっくり読んでおられたのを懐かしく思い出しました。

 
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私の学生のころ、先生の愛唱歌は「仰げば尊し」が定説となっていましたが、お亡くなりになった時に、先生の愛唱歌としてみんなで歌ったのは「朧月夜」でした。高齢の先生の俳句に「おぼろ、おぼろ」が多く出てくるのは、どのような境地でいらしたのか、今でも、お聞きしたい気持ちでいっぱいです。 先生、さようなら・・・

 

 
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